自分の中の物語を作品にすること
今月、2つのコンテストに3つの作品を投稿した。
投稿したあとって、なんでこんなにスッキリするんだろう。
頭も身体もすごく軽い。
どれも最後まで推敲してもしても足りず、時間も限られている中で粘る。
けど仕事もあれば家事、育児もある中での最大限になるのでどこかで区切りが必要だ。
PCを閉じた後も、ぐるぐる考える。
けどこの推敲の作業が、けっこう好きだったりもする。
昨日の自分の作品を、翌日の私が客観的に見て直していく。
絵を描いたことはないんだけど、余分なところを削ったりより目立たせたり、全体を俯瞰したり細部に何度もこだわったりといった作業は、
もしかしたら絵画を描いているのと似ているところもあるのかも?
なんて思ったり。
推敲をしていくと、作品がどんどん良くなっていく。
なんなら、昨日と全然内容が変わっていたりすることも。
ひとりで黙々と描いていた作業が、自分の作品との対話というか、
もっとお化粧して美しく、その子の良さを引き出してあげている感じがすごいある。
私の中で考えていたことをアウトプットし、ひとつの作品に仕上げた達成感。よろこび。
それが受賞したり講評をもらえると、こんなにうれしいことはない。
だから、大変だけと続けていけるんだろう。
書籍化なんてできたら、とんでもないうれしさなんだろうな。
今は頭の中が空っぽの状態だけど、また物語を書きたくなってくる。
その繰り返し。
当然プロの作家さんたちはもちろんそんな甘っちょろいことはない。
このインタビューで思い知りました。
▼こちらは大好きな連載。
清さんのインタビュー、今回朝比奈さんだった。
ここまで物語が自然と湧き上がってくるという感じが壮絶。
興味深かった。