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雨上がりの夜に。東京で。

バインのライブ、行ってきた。
お台場Zepp。
一人で行ったけど、周りも一人参戦or二人が多い。
年齢層は30代~50代くらいの方もいらして、大人ばかりだ。
綺麗なカバーがついた文庫本を読むマダムとか、
スーツきたままのオット&妻とか。
一人は男性陣のほうが多かった印象。
思わず翠ジンソーダをチョイスしちゃて後悔。

ライブハウスでは当時、照明が落ちると同時に前方にワーッと
つめかける時代だったので、今は全くないのね。それのがいいけど。
メンバーも大人になったけど、自分もファンも同じく年齢を重ねているんだなあと思いながら。
メンバー登場。田中は安定の白シャツ&黒スリムパンツ。
ひっさしぶりの生田中は、やっぱり若く見えるけど50歳で、渋くなっていた。
オルモスツアーなのでアルバムメインではあるが、
過去曲も挟んでくれて、しかも初期の頃の曲は入れないチョイスが
すごく良かった気がする。
大好きな「Glare」のあのイントロで思うず声でそうになった。
いやー、たまらんでした。あの曲って、今の渋田中が歌う方が合う気がする。
個人的にあとは、
「アマテラス」の声変えてのラップがすごい良くてあの曲もライブで輝くやつだ。
「Loss(angels)」は生で『帰ってきてよ』が聴けて大満足。
個人的なこの曲の解釈がやっぱり間違ってない気がした。
ステージに近いフロアは、男性一人のファンたちが結構激しくノッていて
女性より男性のほうが体動かしていて可愛い。(女性はじっくり聴きこんでいる人が多い)
後半の怒涛の流れで再度「SEX」で終わり。
すぐわかるあの幻想的なイントロでもう歓喜。
アンコールもお台場は1曲増やしてくれたようでラッキー!
ライブ中、終始田中がニコニコして楽しそうにギター弾くし
次のライブの宣伝もかわいかったなあ。

二時間立ちっぱなし、身体動かしてたのでもうすっかり終焉後は
足が痛いトイレ行きたいでDivercityに駆け込む。
タクシーで帰宅。
ipodsでまたバイン聴きながら車窓から見えるレインボーブリッジや東京タワー、まだ明るいビル群。
あー停電の夜じゃん。て、なった。
あまりにも良い夜で、自宅からちょっと離れたところで降りると雨上がりで
しっとりした空気の中、歩いて帰った。

バインの曲に合わないシーンて、あまりない気がする。
朝も、昼も夕方も、夜も夜明けも。
季節の曲も全部あるし。
あ、でも日本(風景という意味)の曲だなとはすごく思う。
20代の頃、会社の飲み会で最後タクシーで都会から自宅に戻るときが好きだった。
深夜になってもビルは灯りがついていて、タクシーがたくさん走っている。
皇居、丸の内のあたりが一番きれいで。
ふとそれを思い出した。

早速、野音に申し込んだ。


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