宿題は何のため??
公文の学習には「宿題」があります。
それは何のためでしょうか?
ただ、先生に言われるから、と言って取り組ませていませんか??
公文式では、どんどん先へ進めていきます。
イメージとしては、標準的な進め方で、1年間で2,3教材。
1年で2,3学年分進ませたいなと思うと、教室に来る月8回だけでは、回数が足りません!!
地域差もあるのかもしれませんが、私の教室では、生徒さんたちは、通う期間が長くなると、だんだん、3学年先の目標到達を意識し始めます。
幼児さんから通うと、2年生には欲しくなる傾向です。
もっと早くもらえる子もいます。そのあたりは個人差なのですが、身近なお友達が3学年先のオブジェをもらっていたら、自分も欲しくなるようです。
家庭ではできない、教室のみで学習するとなると、月8回では足りません。そもそも、週2回しか、教室に来ないと、新しいことをどんどん習得するには、間が開きすぎています。教室と教室の間に忘れます、それでまた次の教室で思い出すところから始める。効率的ではありません。
家で同じものを復習してくるとどうでしょうか?
次の教室では新しいところに入れます。
また、その間の日も、ご家庭で復習を重ねることができます。
教室でしか学習しないのと、お家でも学習することでは、ずいぶんと結果に差が出ます。
そして、何より、長い期間掛けて、1教材を終えているような子と、家庭での学習をしっかりして、1年間に数教材終えるような子では、能力の差が出てきます。毎日頭を使うトレーニングをしているのですから、当然の結果とも言えます。
ただ、1点、忘れてはいけないのは、
宿題は何のため?です。ルーチンにしてしまって、考えずにできる内容の学習をしてもしょうがないということです。自分の頭を使って解く内容であることが宿題でも求められます。
宿題を目的にしない、進むために習熟度を上げるための宿題という意識を持つ。