※学習姿勢が「家庭」≒「教室」となれば、驚くほど伸びる!※

2021/10教室だより

教室の生徒さんは、教室でとても頑張られている子たちばかりなので、驚くことが多いのですが、「お家だと頑張れない」。それは仕方ないよね、と以前は諦めていました。今も、多少は仕方ないかな、と思う自分もいます。

でも、敢えて言いたいのです!
お家で、教室のように公文が頑張れたら、驚くほど伸びていかれるのは確かなのです。
家庭での学習は週7日のうち、4,5日、教室での学習は通常2日。
家庭で頑張れるとしっかり進んで行くのは理解いただけると思います。


頑張れない原因は、お家には先生がいない?お家には誘惑が多い?お家だと分からないと荒れてしまう、など、色々考えられます。

教室と同じにならないのが普通かもしれない。でも、そういうものよね、仕方ないよね、と諦めてしまうのか?
もしかしたら、できるのかもしれない、と建設的に考えるのか?で打ち手が変わります。
そこが大事なポイントだと思っているんです。

できない→しょうがない、で終わらせず、
できるにはどうしたらいいのか?という発想が大切です。

お家でできないのには、何らかの原因があるはずです。
誤解をされないでください。家庭を責めるつもりはありません、でも、外で頑張れる子なのに、家でちゃんとやらないとしたら、家庭でも何か工夫をしたら、もう少し頑張れるのかもしれない、そういう方向に舵を取ることで、課題を「何かのせい」にしてしまう考え方から、「自分ごと」に変わります。

何か課題があった時、何かのせいにする考え方をしていては、何も変えられない。
人を変えるには、自分が変わるしかないのです。
何か家庭の中で何かできることはないか?どうやったら、子どもが変わるのか?試行錯誤をするのとしないのとでは、結果が全く変わってきます。

諦めない気持ちと、何とかしたい!という気持ち。そして教室で頑張れるようにお家でも頑張れるように挑戦することは、試行錯誤する価値があることです。

教室では、全員が3学年先の学習ができるように!と思って指導しています。
(3月に3学年先に到達しているとトロフィーがもらえますが、トロフィーをただ差し上げることが目的ではなく、そのレベルに至ると、学校の勉強でもずば抜けてできるようになったり、子どもも自分は勉強が得意という意識が強くなり、自分で頑張る意識に変わります。)

3学年先の学習が自分の力でできるようになること、教室だけでしか学習できない子には、遠い遠い目標になりますが、お家で頑張ることで、目標により早く到達できます。
ご家庭には負担をお願いすることにはなりますが、早いうちに家庭でも頑張れる子に向けて取り組んでおくことで、近い将来、自分でどんどん進んで行く子になります。
長い目で見ると、こんなに楽なことはないと思います。

「家庭でもしっかり頑張れるようにする 」という課題を解決するために、何をすべきか、あくまでも、これは一例ですが、
「ものごとの優先順位を勉強優先にする(遊びの後に勉強にすると疲れてやりたがらないのは当たり前)」「生活リズムを整えて当然やるものというタイミングを決めておく(やらなくていいものとしない)」「分からないというときには、一旦寄り添ってみる(本当に分からないのか?甘えているのか?ある程度見極める)」

家庭の方針にもよるので、正解はありませんが、勉強を頑張らせたい!という想いから口で感情的に「やりなさい」と言うのではなく、別の手段で子どもに分からせるにはどうしたらいいのか?を、考えてみる、こと。子どもがやる気になるように、どうやったらいいのだろう?というのも大事なポイントです。
お家で喧嘩になるというのは、子どもと対等になってしまっているんです、ヒートアップしてしまうと良い方向には行かないので、子どものために、ちょっと長い目で見て建設的に話し合うようにお願いします。

そして、悩んだら、ぜひ東郷(やスタッフ)に相談してください。
皆、泥臭く、前に進むために悩みながら頑張っています。
悩むのが当たり前です。うちの子には向いていないということは決してありません。
公文をうまく、その子に、ご家庭での学習にFITさせられていないだけ。
どうしたら、流れに乗れるかを、一緒にお子様ごとに一緒に考えていくのが教室の仕事と思っています。
子どもは毎日、成長しています、周りの働きかけが変わることで、全く違う行動を取ることもあります。今、うまく行っていないなと感じるときは、現状を見直し、良い方向に変わるきっかけを作っていきましょう。子どもは大人のそういう気持ちに敏感に反応するものです。東郷

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