現場・・GENBA!!
これまでの私の社会人人生において
私は現場が大好きで、
どうやったら、オペレーションが上手く行くか、効率的に流れるかなど、現場でのルーチンと実際起きるトラブル等、上手く調整を取りながら、業務プロセスをどう定めるのが良いのかを考えることが、実は大好物なのです。
そこに子どもというちょっと読みづらいものが加わることで、今まではその子ども子どもにフォーカスすることが実に多かったのですが、最近、業務プロセスに立ち戻ろうと感じた出来事がありまして。
何を隠そう、私は物事を効率的に済ませようと思ったら、結構上のレベルなのではないかと勝手に自負しております。
実際、処理力というものは高いです。
学力と処理力はイコールでは無いのですが、一瞬でこの課題を効率よく処理するには?と考える力が強いのだと思います。
そこにさほど深みは無いのです。ただ効率よく処理する意識が強いだけ。
大事なのは『現場』という理由、
現場感が無くなるとその企業は衰退する気がします
こうあればいいというような教科書的な現場は存在しない
子どもの雰囲気や取り巻く環境もこの10年ほどで大きく変わっている
そこを捉え直さず、今の時代に合わせ、デジタルデジタルと言っていても意味がない、子どもが主人公なのでは??
実際、現場(教室)を好んで、研究しようとする姿勢がどの位あるのか?
現場に散らばるヒントを得ようとしているのか?
わざわざ現場からエスカレーションするほど、現場は暇ではない。
現場はとにかく考えている、
どうやったら、日々の業務を効率よく回せて、子どもたちが最大限に賢くなるか。
常時、200名以上いる教室だからでしょうか?
そうはいっても、いくらでもスタッフを雇える経営環境ではないし、
いくらでも雇ったとて、子どもたちが賢くなるわけではない。そんな便利な人は来ない。
限られたメンバーをどう育てていくかを現場なりに必死に考え、子どもたちのレベルを上げていくかを模索する、それが現場です。
だから、研ぎ澄まされる。
湯水のように予算は出ない、だから、日本の製造業等は、独自で必死に技術を向上させてきた。
全部デジタルになって、人に依存しない運営ができたとして、ぬるま湯に浸かるような指導ができたとして、その先の発展形はどうなっていくのか、
業務システムを変えるとき、ほとんどが業務プロセスを変えるということがセットになります。
そういう目的でなければ、業務システムを変える意味はなく、ITコストのパフォーマンスも測れない。
ただ、ITコストだけが増える形でIT化を図っても、意味が無いような気がします。
無理くり、現場が新しい業務システムを受け入れてくれるとして、
そこには、それなりの理由やニーズが必要。
だって、現場では、業務プロセスは最適化され続けている、
そういう努力をぶちやぶり、新しいものを導入する覚悟があるのでしょうか?
どっちでもいいよと言われたら、導入しない方がいいに決まっています。
もう少し、経営と現場について学んでほしいなと、以前、ITコンサルタントであった一指導者として願います。
コストの話無しに、現場を納得させることは難しいです。
東郷