さようなら さようなら
また会う日まで さようなら
なにかあると顔を見せに来たり
つながりがあると思っていたのに
突然連絡がつかなくなり
それから3年
いや、もっと経ちました
心の片隅で待ってはいたけれど
なかなか来ないものだから
存在を忘れてる時もありました
月日がすぎるのは早いもので
子どもは成人してしまいましたよ
お月見の今夜 ふと思い出し
まだ生ぬるい風の中
そらを見上げると
一面に雲がかかり
白い月を見せてはくれませんでした
それなら仕方がないと窓を閉め
また会う日まで待たずに待つかと
ため息ひとつ
宙を舞う