徒然雲 夏の顔
朝からムシムシでした。
本日は京都に用事があり(歩きでなく)遠征。
京都・・・そういえば先日、高坂さまの「東寺と西寺」の記事を拝見していると
見事な蓮池のお写真が。
なれば・・・と、早めに家を出て、東寺に寄り道することにしました。
ワタシが何度でも訪れたい場所の一つ。
南大門前の溝にて早々にキレイな蓮のお目見え。
白い花びらが緑の葉によく映える。
それにしても蓮は花も良いが、ワタシは葉がとてもスキかも。
境内に入ると青々とした樹々が日陰を作ってくれている。
よく見ると、どれもクスノキ。
となると下を見て枝を探す習慣がついてしまった(笑)
でも清掃が行き届いているのか、あまり枝が落ちていない・・・
受付にて拝観料のお釣りに・・・
初めて実物の新札を手にしました。
なんだか嬉しい。
まずは仏様たちにご挨拶。
講堂の立体曼荼羅は圧巻!
空海展でも立体曼荼羅をちょこっと再現されていたが、
やはり東寺のそれは迫力と調和とで美しく、そして落ち着いている。
講堂、金堂の建物も素晴らしく、仏さまたちの居心地がとても良さそうに感じた。
金堂の薬師如来像の下の十二神将が、小柄ながらも頼もしい支えっぷりが印象的。
講堂の四天王に踏まれる邪鬼がとてもいい、徹底的に踏まれてる(笑)
そして、東寺の五重塔は本当に美しい!
その姿は、少し遠くからがとても美しいのです。
近鉄に乗っていて、夕暮れ時などに見かけるシルエットは最高に綺麗。
さて、蓮はどこぞ?
ぐるっと歩いていると、ありましたありました!
宝殿を囲んだ池に、それは見事な蓮池になっていました。
蓮の花・・・暑い中、こんなに爽やかに涼やかに咲く。
いつまでも眺めていたいが、次の予定があるのでこのへんで・・・
昨年は、大阪万博記念公園の日本庭園で偶然に素晴らしい蓮の華で、
今年は東寺の可憐な華で夏を迎えることができた。
泥水が濃いほど美しく咲くという・・・
強く逞しく美しく、夏に咲く華。