夢日記「さぼる」2022/6/17
デザイン会社に勤めている。
僕はサボることが好きである。現実にもよくサボった。あ、現実の話をすると夢の話ではなくなるのでやめよう。
サボっているのだけれど、その日はどうしても会社に行かなくてはならない用事があって、会社に行ってしまうのだ。もう午後だけれどね。それで用事を済ませてから午後の部も「病欠したい」と何とか理由を考えながら出社したのである。
「風邪で休みます」なんて言うのは古典的だし、でもいまだに感染症下であるから大丈夫かな?なんてね。そうだ風邪で行こうと決めて、遅刻してきたくせに早退をお願いするなんて…。ま、言い訳をしに上司を探すのだ。皆、遅刻してきた僕を睨んでいる。お前たちだって会社なんか来たくはないだろう? 僕はお前らよりも正直なだけだと嘲笑う。しかし、これから嘘をつこうとしている。
上司を探していると、社長に捕まった。
「おい、お前、仙台に知り合いがいただろう?プログラマーでホームページ製作できる奴だったら、こっちに引き抜いてこい」社長が言うのだ。
僕は社長に好かれているらしいが、僕が遅刻していることを知らない。これで言うことを聞かないと首になるだろう。しかし、宮城の知人とは誰だろう? プログラマーはCなのかJavaなのかPythonなのかわからないが、HTMLのホームページ制作とは言語が違うと思うが大丈夫なのかな? 現実でもよくわかっていないのでまぁいいか。
ーこれは宮城の知人に電話するフリをするしかない。
「はい、わかりました」と言って振り返ると皆が僕を睨んでいる。かねてから僕が社長に好かれているのが気に入らないのだろうか? 夢だからよくわからないが、まあ、そんな感じだ。
誤魔化して受話器を取り、宮城の知人に電話するフリをする。
「ああ、僕だけど、あのさぁ…」と話し始めるが、今日はサボるのは無理だろうな。
サボるのを諦めたところで目が覚めた。
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