湯島の夜「一体型プレーヤー」
やっと、アナログ盤、CD、SD、USBメモリ再生録音一体型プレーヤーを手に入れた。ものすごく安いのだ。ただし、中国製品だから長持ちはしないと思う。使えるうちにCD300枚ほど(もっとあるかも?)の音データと、外部入力で初期のiPodからの音データ(こちらは100枚くらいかな?)と、よく聴くアナログ盤やカセットテープソフトからUSBメモリーやSDカード(どっちがいいかな?)にダビングしちゃうのだ。
データは、ほとんど1980年代に購入したニューウェーブやポジティブパンクに括りがよくわからないオルタナティブ、大御所のTGやSPK、イタリアの狂気MBなどのインダストリアルノイズや有名無名のプログレッシブロックなど、ほとんどが英、独、仏、伊などヨーロッパのものばかり。
ポップスなんてCCRやママス&パパスなどぐらいで、アメリカ音楽なんてほとんどない。聴いてると死にたくなるような陰鬱な音楽データばかりだ。でも、今ではプレミアがつくほどのマニアックな音楽ばかりなのだ。余裕のある時代に高価なCDレコーダーデッキにカセットデッキでいい加減にダビングした音データだ。
久々にアナログ盤を聴くと全身が震えちゃう。いいじゃないか。ついでにカセットテープも聴いてみる。カセットは僕が録音したものではなく、西新宿や高田馬場のヨーロッパ輸入盤の専門店で購入したファウストライブ盤数本にインダストリアルノイズテープ数本だ。いいね。僕個人的に超貴重な青春の宝物だ。
昨日、届いたばかりのDIE TODLICHE DORISのCDは、1980年代の録音の復刻ではなく新録音されたものらしい。録音に使用されたバイブレーター31種のイラストカードが封入されている。1960~1980年代には、こういったツクリのものばかりで、アルバムのテーマに沿って変わったジャケットや奇妙な付録が付いたものが多かった。
これからしばらくは、変わった音楽蒐集に、はまってしまうと思いますのでよろしくお願いします(笑)。
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