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夢日記「大鰺の唐揚げ」2023/5/21

会社。前の出版社。後輩のIが「飯食いに行きましょう」と誘う。
Iは、以前、2チャンネルに僕の悪口を書き込んだ奴で、浮気をしたり、
会社を要領よく代えたりしている若者(当時は若者ね)で、気が乗らないが
断るのも面倒なので中華料理を食べに行く。
街に出たのか、会社があるビルの中にあるのかわからない。
中華料理屋の前に洋服屋に入る。Iはおしゃれで、コムサ・デ・モードの服が好きだった。僕も嫌いではないので一緒に見に行く。
洋服は中国製のようで黒を基調に奇妙な色が混じっている。
田舎くさくて安っぽい感じである。
値段を見るとスーツで2万~3万である。僕には買えない。
中華料理屋は、たくさん並ぶ料理屋の中にあって、通りには人がたくさんいる。
中華料理屋に入る。
料理屋は広くて、大勢の人がいる。人がいない端っこの席に座る。
油で汚れたベタつくテーブル。料理を待つ。
料理が出てくる。大きな魚を揚げたものや2つ3つの料理が出てくる。
味は美味くも不味くもない普通である(夢でも味がわかるのである)。
食べ終わって会計をすると、派手な格好をしたおかみさんが請求書を持って現れる。
請求書を見ると、なんだかわからない額になってて、請求額と料理の単価が合わないのだ。しかも食べていない料理も請求されている。
Iは「僕が大半を払いますよ」と言って15000円くらいの札を出すが、東南アジアの海外紙幣である。残りを僕が払うのだが、手持ちの金で間に合うか不安である。
そんなことよりも請求額と料理の差異に関してもめる。
おかみさんと三人でどうしたらよいのか? 話をしている。
そんななか、揚げた魚が大きな鯵の唐揚げだったということがわかる。
そんなことはどうでもいいんだけどと思っていると、目が覚める。

*夢というのは不思議なもので、見ているモノが、また状況がコロコロと変わる。たとえば、海にいたと思ったら突然として山中にいたり、山の下にいたと思ったら登った意識もないのに、いつの間にか山の頂上から地上をながめたりしている。歩いていると湖の水中を潜っていたり、空の上を新幹線に乗って飛ぶように走っていたりする。つまり、夢を見ているときの自分の意識によって瞬間的に変化していくのである。皆が同じだとは思わない。状況が変わるのは僕の個人的な意識がメチャクチャであるからだろう。


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