夢日記「アメリカシロヒトリ」2022/6/23
所ジョージ(似の)たちと一緒に働いている。僕は彼らと仲良くはないが、嫌われてはいないようだ。
昼食の時間だ。誰も僕を誘わないが、その方が楽だ。僕はひとりで食事に出る。楽しそうに話す大勢の人が行き来する街のなかを食事するために歩くのは空しい気がする。昼食をとらなくてもよかったのにと後悔するが、そのま街を歩く。
大勢の人たちが座っている公園の遊具の坂を少しのぼったあたりに食事をする場所がいくつもある。所ジョージ似の人たちはそのひとつに入っていくが、僕のことを少し意識しているようだ。(誘ってくれればいいのに…)
僕は坂の上の中華料理屋かパン屋かの店先でパンを買おうとしている。
いくつかの調理パンが置かれているが、僕が取ろうとしたパンは人に取られ
てしまった。困った。何も買わずに会社に戻る。
桜の木の下を通る。低い枝が肩にあたった。
そのまま歩いていると体中が痒い。見ればたくさんのアメリカシロヒトリ(毛虫)が体中を這っている。さっきの桜の木に付いていた毛虫が糸で囲った巣の一群れ(50匹ほどいるだろうか?)を僕の肩に付いて、彼らが僕の身体にまとわりついているのだ。
這い回る毛虫を指で弾いて落とそうとするが、彼らの毛が服の繊維に癒着して落とすことができない。服は先日、新しい就職口で働くために買った安いスーツ(これは現実。しかし、事情があって働くのは断ってしまった)だ。毛虫が潰れて体液でスーツが汚れる。
ようやく毛虫を払い除けると会社の前に立っていた。会社といっても水商売顔や手にも毛虫が付いていたので皮膚アレルギーが起きて真っ赤に腫れてしまった。
同僚の女の子ふたりが会社のドアの前に立っている。赤く腫れた顔を見せたくないが「毛虫…」と言われ、見れば左肩に毛虫が3匹付いている。それを指で弾く。上着を脱いで毛虫をはらおうか?と思っていると目が覚めた。