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1/4 海始め ウニ殻沢山ビーチコーミング@男里川河口部干潟海岸

あけましておめでとうございます。くもです。
皆様今年もよろしくお願いいたします。

さて、2025年フィールド始めにずっと行ってみたかった阪南市の男里川河口に行ってきました。
本当は去年に引き続きフィールド始めは地元の山で糖蜜をするつもりだったのですが、先に出かけた母からラインが。

山へ行く道がかなり混んでいるとのこと…。
まだこの段階では山に行こうと思っていたのですが、その後神(母)からさらにラインが。

海行き確定です。
親とは偉大なもので私が行きたいけど便が悪いな〜と言っていたのを覚えてくれていたみたいです。
ということで母に運転してもらい、阪南市の男里川河口へ。

なんか長くなりそうなので目次を置いておきます。


河口に到着

男里川河口部干潟海岸 階段にある看板1

海岸に降りるための階段に看板がありました。ここは阪南市と泉南市の境になっているので看板にも両市の名前があります。海岸はグーグルマップ上では阪南市になっています。実行委員会の方が定期的に清掃活動をされているようです。

看板2

横にはこんな看板が!干潟にハクセンシオマネキが生息しているみたいです。実は私の地元の海にもハクセンシオマネキが生息しているのですが今まで見たことがありません。春から夏くらいに観察できるのかな?一度見てみたいです🦀

看板3

こんな看板も。あるあるですね。アサリはこの辺の漁業権的にそもそも獲って食べるのがダメな気がしますが…。二枚貝を獲って食べる方は気をつけましょう。

海岸と干潟

海岸

男里川河口部干潟海岸1

早速階段を降りて海岸へ。
おお〜!石がゴロゴロした海岸だ!
奥に白い橋が見えますが、関空の連絡橋です。

関空に着陸直前の飛行機

離れてはいますが、飛行機の離着陸も見る事ができます。

男里川河口部干潟海岸2

16時頃に到着したのですが、丁度この日の干潮時刻が16時でいい感じに潮が引いていました。
画像2右側が海、正面が男里川(河口部)、写っていませんが左側が干潟になっています。対岸は砂浜になっているようなのでまた機会があれば行きたいと思います。

干潟

男里川河口部干潟

取り敢えずまずは干潟を見ようと言うことで草の中を進んで行くと絵に描いたような干潟が!

男里川河口部干潟

奥までずっっと続いています。すごい!!ここは大阪で唯一の自然干潟だそうです。夏に生き物観察したらめっちゃ楽しいだろうな。きしわだ自然資料館がやってたような…。

穴だらけ

カニの仲間が沢山いるのか、集合体恐怖症の人が卒倒しそうなほど穴だらけです。

ちなみに先程、"草の中を進んで"干潟に〜とありましたが皆さんはちゃんと海岸沿いを歩いて向かいましょう。ショートカットや!と横着をすると、パンツが"終わり"ます。

終わったパンツ

ひっつき虫が沢山ついちゃいます。
ウェットティッシュで取れますが最初から付けないに越したことはないです。これ痛いし。

ビーチコーミング開始

日没まで1時間程しかないので急いでビーチコーミングを開始します。

干潟の貝

干潟にも沢山の貝が落ちていますが、貝殻より生体が多いです。気をつけて拾いましょう。
というかこの貝はなんなんだろう?ウミニナっぽくないし、フトヘナタリかな…?
シーグラスや陶片もかなり沢山落ちています。ありすぎて厳選して袋に入れていたほど😳
古い有田焼の陶片も拾えるそうです。
そしてめちゃくちゃびっくりしたのがコレ。

ウニの死骸

画像には2つしか写っていませんが、すごい数のウニ殻(ウニの死骸含)が…!!それもほぼ全てサンショウウニです。普段2つ3つ拾えたら良い方のウニ殻が物凄い数打ち上げられてます。
まさにウニ天国(実際死んでる)!!
初めて来たので分かりませんが普段からこんな感じなのでしょうか?それとも何かあって大量に死んでしまったのでしょうか…。下調べではサンショウウニが沢山なんて出てこなかったので後者かもしれません。
よくわかりませんが沢山拾いました。取りすぎないようにかなり残してきましたがそれでも凄い数です。画像は後ほど。

漂着物がかなり多い海岸だったので、拾った木の棒でたまり場を掘り起こしながら、日没が迫る中沢山拾い集めました。
そんな中見つけた今回のMVPはこちらのハツユキダカラ

ハツユキダカラ

大きいし摩耗してなくてツルツルだし色も濃いしで最高!うれしすぎる。
あまりにもキレイで人為的な物では?と母が疑う程。けど下調べでここはちょくちょくタカラガイが拾える事はリサーチ済みです。ハツユキダカラも拾えるそうなので人為的な物ではなく生息しているのでしょう。
結局拾えたタカラガイはこれだけでしたが満足です。

1時間ちょっとやっていたら日が沈み始めました。

そろそろ日没
あと少し

日没後暗くなってきたタイミングで終了です。


成果

人生で初めて二袋もパンパンになるほど拾いました。大きなシーグラスや貝が多かったので数は多くありませんが嵩張ってこんなことに。

さて、今回の成果です。

シーグラス・陶片・その他
貝殻
ウニ殻(漂白済) 一部割れた


いやあ凄いな。

ウニ殻数えたら37個あった…。取りすぎないようにしてコレですからね、何があったんだ…。

サルボウもアサリも基本的に大きい!ここまで大きいのはなかなか見ないのでついつい拾ってしまいます。
ムール貝ことムラサキイガイも繁殖しているようで大きな殻が沢山ありました。
ツノガイもこんなに大きいのは初めて拾いました!
マルタニシなどもありました。

少し変わったものや嬉しいものも。

ぴっころ 指人形

昔のおもちゃが落ちているのはあるあるですが、今回は"ぴっころ"の指人形です。1982年〜1992年の間、NHKのおかあさんといっしょで「にこにこ、ぷん」という人形劇が放送されており、それに登場するキャラクターだそう。
調べると色付きの指人形が出てきました。この子は海水でハゲてしまったみたいです。
またこんなものも、、、

韓国のペットボトルの蓋

韓国語が書かれたペットボトルの蓋です。調べると韓国で売られているナチュラルミネラルウォーターの蓋のようです。
韓国から流れ着いたとは幾ら何でも考えにくいので、観光客が捨てたのでしょう。

とても嬉しいものも…

大きなピンクのシーグラス
コバルトブルーのシーグラス 瓶の口

どちらも比較的珍しいカラーなので嬉しいです。コバルトブルーは小さいですがスクリュータイプの瓶の口のようです。完品が拾いたいなあ。

レートクリームの破片

この模様は…!レートクリーム、もしくはその模倣品の破片です!これまでもクリーム瓶らしき破片は何度か拾っていますが模様やエンボスがなく確信が持てませんでした。今回は確実です。
いつか完品もゲットしたいです🥰

エンボスがあるシーグラスも

アンカー?

瓶底にエンボスが!割れているのでアンカーに続く文字があったのかはわかりませんが、書体がレトロでいいですね🙂‍↕️会社名とかでしょうか。

正…?

これは瓶の側面部分です。正の横に口らしき文字が見えることから「正味」というエンボスだったのかな?「正味」は内容量を指す言葉で、字体的に昭和中期頃の瓶の破片かもしれません。


黒バック撮影

例の如く拾ってきた貝類を黒バック撮影しました。

ハツユキダカラ
ハツユキダカラ

名前の通り、雪が降ったみたいでかわいいですね❄

ウニ殻

こんなに沢山あると並べて撮りたくなっちゃいますね。ほぼサンショウウニです。

大きい順に並べてみたり
円っぽく並べてみたり
ムラサキウニ?

大量のサンショウウニの殻に一つだけ別のウニが紛れていました。漂白後少し割れてしまいました。。

ムラサキウニ?アップ

集合体恐怖症の人は閲覧注意かもしれません(おそい)。
特徴的に恐らくムラサキウニで合ってると思います。アップにすると汚れがまだありますね。けどもうこれ以上は粉々になると思うのでこのままで…。

奇形サンショウウニ
奇形サンショウウニ

拾ったサンショウウニに1つだけ形がベコベコのものがありました。ヘンテコな形ですが大きいサイズだったので奇形でもそこまで不便しないのかな…?と思ったり。

サンショウウニアップ

ウニ殻もアップでみると迫力がありますね!サンショウウニは比較的よく拾えるので他のウニも拾いたいな〜。

めちゃくちゃ長くなりましたが男里川河口部干潟海岸での成果はこんな感じでした!
対岸の砂浜もまた行きたいな〜!
ではまた更新します。

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