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ときには逃げたっていいよね。

今日はFM COCOLOさんで、『KAN 1DAY SPECIAL ”Our Favorite”Songwriter”』が放送されています。

KANさんのツイートが途絶えたあたりから、毎日KANさんの曲をずっと聴いていて、曲を聴くと涙がダバーっと出てくるターンは無事に過ぎ去ったっぽく、今どんな心境かというと、KANさんがこの星にいないことを忘れています。
これって完全に逃避だよなぁと思うけれど、aikoさんがおっしゃっていたように、KANさんはフランスに行ったのだ、という感覚に近いです。

なので、こんなふうにKANさんを大々的に特集されると、とても嬉しい反面、そうだ、KANさんはもうこの星にいないのだ、という現実と向き合うことになり、めちゃめちゃ心が辛くなります。

ツイッタXのタイムラインを見ていると、思い出とともに楽しんでいる人、辛くて聴けないと苦しむ人、さまざまな思いが流れていきます。

この一ヶ月、あまりに辛すぎて、自分でもどうしたらいいかわからなくて、そして自分が出した答えが「逃避」であるならば、今の私にはこれが一番の処方薬なのだと思います。
心がこれ以上ダメージを負わないように自分で自分を守っているんだと思います。

KANさんがフランスに留学されたときも、酷い虚無感に襲われました。
けれど、再びパワーアッペして戻ってきたKANさんを知っているから、きっとまたいつか、新曲ひっさげて戻ってきて、またライブにも行けるようになるのだと、そんなイメージでいくことにしました。

フランスから戻られた時に発売された「木村和」名義のCD
帯がブックレットと繋がってることに今日気づいた!

いつまでもめそめそしてたら、noteもずっとこんな感じになってしまうし、KANさん自身は、自分が違う星に旅立ったあとも、ファンの皆には笑っていてほしいと思っているだろうし、ここからKANさんに関するnoteを書くときは、好きな曲や、楽しい話をしていきたいと思います。
そもそもこれまで、KANさんのことをnoteに書くときは、だいたいハイテンションでかっ飛ばしてましたからね!
これからは、そういう記事を書いていきたいです。

それから「KANのChristmas Song 2023」について。
本当に素晴らしい完成度で、何度聴いても心が暖かくなります。(聴いたときはめっちゃ泣いちゃったけど!)
アーティスト名が「KAN with His Friends」ってのがまた嬉しい♪
そこにKANさんもいるよ!って心遣いが随所に感じられます。

参加アーティストは、aikoさん、トータス松本さん(ウルフルズ)、スキマスイッチさん、根本要さん(スターダスト☆レビュー)、秦 基博さん、馬場俊英さん、槇原敬之さん。

大好きなKANさんのクリスマスソングを、こうした形で再び聴くことができて本当に嬉しいです!

KANさんの歌で始まり、リレー形式で歌い継ぎ、そしてKANさんで終わる。
最後にはみんなの楽しそうなメッセージ!
みんなと一緒にKANさんもそこにいて、背中に羽つけて嬉しそうに歌っている映像が見えますよね!
あったかいなぁ……。本当に。
素敵な企画、本当にありがとうございます!

皆さんそれぞれに、この状況の中で、自分の心と必死に向き合っていると思います。正解なんてきっとありません。
どうか、ご自身に一番あった処方箋が見つかりますように。


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