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ダイエットの嘘その2「脂質は悪」

ZOE の主張の要約

脂質は悪者のように語られることが多いが、むしろ食事に取り入れるべきものである。なぜなら

  • 元気が出る

  • Vitamin A、D、E などの栄養を吸収する助けとなる

  • 食事がおいしくなる

これが

  • 空腹感を抑える

  • 体の細胞生成の源となる

  • 脳を健康に保つ

ことにつながるから。

ただし脂質には良いものと悪いものはある。良いのは不飽和脂肪酸で主に植物性(ナッツや種類)もしくは魚に含まれるもので、室温で固形にならない(不飽和脂肪酸の化学構造によるもの)。エクストラヴァージンのオリーヴ油、アヴォカド、ナッツや魚、亜麻仁油、コーン油、ヒマワリ油など。

あまり良くないものはだいたいが動物性の飽和脂肪酸で、植物性であっても室温で固体である。肉の脂身、乳製品、ココナツ油。ただしこれらのすべてが悪いわけではない。

乳製品の脂質は飽和脂肪酸だが、心臓病、2型糖尿病、骨の劣化を妨げる働きがある(ただしバターは除く)。

良くないのはトランス脂肪酸で、そのなかでも人工的に生成されたものは非常に良くない。もともと植物性の油脂を無理に固形にしたものがそれである(マーガリンなど)。トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やすことにより

  • 心臓病

  • がん

  • 2型糖尿病

  • うつ病

を促進すると考えられている。これがマーガリンが欧州とアメリカ合衆国で禁止されている理由である。

自然に存在するトランス脂肪酸(肉の脂身など)はそれほど体に悪いわけではない。

したがって、ダイエットのために脂質を制限するかどうかは、どの脂質を制限するかが大事である。

(誰も聞いてないけど)私の意見

この件については新しい発見はないですね。

ひとつだけおやっと思ったのが、悪い脂質が精神面でも悪影響を与えるという主張です。心臓病、がん、糖尿病についてはよく言われますが、うつ病もそうだって言っちゃっててスゴイです😂

まあ、ろくなもの食べてなくて身体的に健康でないと、人は精神面もやられるのは確か(体験者の談😂)

大昔に food science 関連で PhD 持っているヴェジタリアンの人が、マーガリンはバターよりも健康的でカロリーも低いとか言っててぶったまげたことを思い出しました。その人は専門が栄養学方面でなくてニオイ系だったので知らなくてもしょうがないって言えばしょうがないのかもしれないけれど、ガンとして自論を譲らなかったなあ😂

英国はバターがおいしいから、私は食べるときはガツンと食べます😂わざわざまずいマーガリンを食べる理由はないです😂そもそも売ってないし😂

どうしても植物性にこだわりたければ、イタリアでおいしいパンに美味しいオリーブオイルつけて食べるみたいにしたいです。

英国はパンがまずいからビミョーですが😂

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