ダイエットの嘘その6「朝食を抜いてはいけない」
ZOE の主張の要約
朝食は必ず食べるべきという派は今でも根強いが、近年では意図的に朝食を食べないでプチ断食をするのがいいと考える派が増えてきている。プチ断食を支持する派は
体内の炎症を減らす
インシュリン感受性を改善する
体重減少を促す
をその理由にあげている。
2019年に British Medical Journal で発表された論文では、平均すると朝食を食べたグループと食べなかったグループでは体重減少に差は見られなかったと報告されている。
2020年に JAMA Internal Medicine で発表された臨床実験の報告によると、朝食を抜くと体重が減少する人もいれば増加した人もいて、朝食を食べることがいいのかは個人によって違うと結論づけられている。
ZOE による研究では、血糖値の急激な上昇を招くものを朝に食べると、その後に空腹をより感じやすくなり、その後の食事で食べすぎてしまう傾向があるという。したがって菓子パンや甘いシリアルを朝食に食べるよりも、ナッツ、種類、野菜、発酵食品を取り入れたほうが望ましい。
平均的には炭水化物の摂取は午前中の方がいいが、個人差は非常に大きい。
一番いいのは、一日の最初に空腹を感じる時間に朝食をとることである。朝食は絶対に取らなければならないものでも、一概にとらないほうがいいとか言い切れるものでもない。
ZOE の健康管理プログラムで重視するのは自分で自分の身体の変化に気づけるようになり、自分の体が求めていることに自分で気づけるようになることである。
(誰も聞いてないけど)私の意見
朝食を食べることがいいのか悪いのか、私にはよくわからないので、ZOE の検査キットに期待しています😂
私は腹が空いて目が覚めたことはおそらく人生で一度もないですが、起きてからしばらく(2時間くらい?)すると猛烈に空腹を感じます。でもここで思うがまま食べてしまうと食べすぎてしまい、その後に体が重く感じたり、眠気に近い集中力の低下が来たりして、調子がよろしくないとも感じています。
朝は時間に余裕がないのでなるべく簡単に済ませたいですが、クロワッサンとか甘いパンを食べないほうがいいとはなんとも悲しい通達ですね。