しばいばなしvol.4 「fffーフォルティッシッシモー」【望海風斗ゲストトーク】 後編
シラスチャンネルでは12月に、第九でフィナーレを飾るこの作品『fffーフォルティッシッシモー歓喜に歌え!』を特集し、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン役の望海風斗さんをゲストにお迎えしました。
対談の模様をお伝えする後編では、退団後の演劇体験について、和やかな雑談トークをお届けしています。
対談後記もございます。
どうぞ最後までお読みください。
上田
さて、ここからは『fff』の話から発展して、だいもんさんが最近観ている演劇とか舞台のお話を伺いたいと思うんです。さっきもちょっと韓国ミュージカルの話が出たんですけど。
望海
私、宝塚を辞めてから演劇を観るようになったんです。
今まで観ていなかったものを観ようと思って行っているお芝居の他に、韓国ミュージカルにハマって。ミュージカルを観るためだけに韓国に行ったりしています(笑)
観たことあります? 韓国ミュージカル。
上田
まだ観たことはないけど、噂には聞いてます。
外貨獲得のための文化産業として国の政策で育てていて、シンクタンクが研究したり、才能のある人を見つけるために養成学校に助成金を出して裾野を広げたりしているって。
文化に対する国の政策や教育の重要性を、韓国ミュージカルを通じて感じてます。
望海
でも、本当にすごいんですよ。
私は言葉が分からないけど、感動させられるのは歌とエネルギー。歌っても歌っても「まだやるのか!この人達の体力はどうなってるんだろう?」って、こっちが心配になるぐらいのすごいエネルギーを浴びに行ってるような感じです。
「でも、同じ人間だったら(私にも)出来るってことだよね?」みたいな…
上田
また!? またスイッチが入ってる!(笑)
望海
国とか食べてるものとか、元々の違いはもちろんあると思うんですよ。でも、同じ人間だよね…って(笑)
上田
やっぱさ、すごい人を見つけて「私もあそこまで行く!」みたいな、山を見つけるの大好きですよね。エベレストに登りたいタイプ!
望海
そう! それを見つけちゃって、エネルギーを浴びるために韓国に行っては反省して帰ってくる。「まだだ…」って(笑)
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