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GPT-4が考えるプレゼンのレイアウト(⑩社内外のコミュニケーションイベント)
前回「GPT-4が考えるプレゼンのレイアウト⑨」という記事で、「財務分析や予算編成の会議」の図解レイアウトを作成しました。今回は最終回になりますが、「社内外のコミュニケーションイベント」でよく使われる図解レイアウトを考えてみたいと思います。
「社内外のコミュニケーションイベント」の各スライドで使用すべき図解やグラフの名称:
スライド1: タイトルと目次
・図解やグラフは不要です。
スライド2: イベントの目的と目標
・ゴールダイアグラム: 目標達成のための要素を視覚化
スライド3: イベント概要
・カレンダー: イベント日時を表示
・地図: イベント会場の場所
スライド4: イベント内容とアジェンダ
・タイムライン: セッションやプログラムのスケジュール
スライド5: スピーカー紹介
・写真付きプロフィール: 登壇者の顔写真と簡単な経歴
スライド6: プロモーション戦略
・円グラフ: 各プロモーションチャネルの割合
・折れ線グラフ: 広報活動の効果測定
スライド7: ロジスティクスと会場設営
・会場レイアウト図: 会場の配置や流れを示す
スライド8: イベントの評価とフィードバック
・水平棒グラフ: 各評価項目の平均スコア
・ワードクラウド: フィードバックのキーワードを視覚化
今回も、GPTの出力結果に基づいて各スライドのレイアウトをイメージしていきます。馴染みのない図解についてはプロのコンサルになりきって説明してもらい、各スライドの具体的な内容についても追加質問をして、プレゼン製作の助けになるような提案をしてもらいます。
01_タイトルと目次
まずタイトルについては、下記の指示に従ってレイアウトを作ります。タイトル案などが決まらない場合は、GPT-4にブレインストーミングしてもらいましょう。
スライド1: タイトルと目次
・図解やグラフは不要です。
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02_イベントの目的と目標
スライド2: イベントの目的と目標
・ゴールダイアグラム: 目標達成のための要素を視覚化
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図解の作り方のイメージがわかない場合は、ChatGPTに意義や使い方を質問します。
「あなたはプレゼン製作会社のディレクターです。「社内外のコミュニケーションイベント」で使われる以下の図解について、意義と使い方を教えてください。 スライド2: イベントの目的と目標・ゴールダイアグラム: 目標達成のための要素を視覚化」と入力すると、以下のように詳しく説明してくれます。
スライド2: イベントの目的と目標
このスライドでは、そのイベントが何を達成しようとしているのか、そのために何が必要なのかを示すことが目的です。意義としては、イベントがどのような結果をもたらすべきなのか、それが何のために存在するのかを明確に理解するためです。
使い方は次の通りです。まず、イベントの主要な目的を説明します。これは、通常、一言で簡潔に表されるべきです(例:「社員間のコミュニケーションを改善する」、「新製品の知識を深める」など)。次に、その目的を達成するための具体的な目標をリストアップします。これらは、特定の行動、結果、または改善を示すべきです(例:「社員が他部署の仕事について理解を深める」、「新製品の主要な特徴をすべての営業員が理解する」など)。
ゴールダイアグラム: 目標達成のための要素を視覚化
ゴールダイアグラムは、目標達成に必要な要素やステップを視覚化するためのツールです。これは、目標を達成するためのプロセスを明確にし、どの要素が重要であるかを理解するためのものです。
使い方は次の通りです。ダイアグラムの中心には、達成すべき主要な目標を置きます。それから、その目標に向けて必要なステップや要素を周囲に配置します。これらの要素は、行動、リソース、タスク、または達成すべき小目標などであることがあります。各要素がどのように相互に関連しているのか、またはどの順序で達成すべきであるかを示すために、矢印やラインを使ってつなげることがあります。これにより、チームが具体的な行動計画を立て、効果的に目標に取り組むことが可能となります。
03_イベント概要
スライド3: イベント概要
・カレンダー: イベント日時を表示
・地図: イベント会場の場所
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図解の作り方のイメージがわかない場合は、ChatGPTに意義や使い方を質問します。
「あなたはプレゼン製作会社のディレクターです。「社内外のコミュニケーションイベント」で使われる以下の図解について、意義と使い方を教えてください。スライド3: イベント概要・カレンダー: イベント日時を表示・地図: イベント会場の場所」と入力すると、以下のように詳しく説明してくれます。
スライド3: イベント概要
このスライドの意義は、イベントの主な情報を簡潔にまとめ、参加者にイベントの全体像を理解させることです。内容としては、イベントの名称、日時、場所、目的、参加者、予定されるアクティビティなどが含まれます。
使い方は次の通りです。各情報を明確に表示するセクションを用意します。一貫性を保つため、一般的な情報(日時、場所など)は同様のフォーマットで表示します。イベントの主要な目的や期待される結果も明記します。これにより、参加者がイベントへの参加による価値を理解できるようになります。
カレンダー: イベント日時を表示
カレンダーは、イベントの日時を視覚化するために使用されます。その意義は、イベントのタイミングを明確にし、参加者が自身のスケジュールと調整できるようにすることです。
使い方としては、イベントの日付と時間をカレンダーに明記します。もしイベントが複数日に渡る場合や、特定の日に特定のアクティビティが予定されている場合は、それもカレンダーに記載します。これにより参加者は、自分の都合をつけやすくなります。
地図: イベント会場の場所
地図はイベントの会場がどこに位置しているかを参加者に示すためのツールです。その意義は、参加者がイベント会場までの道のりを理解し、適切に旅行や交通手段を計画することを可能にするためです。
使い方としては、会場の正確な場所を示す地図を提供します。また、主要な交通網やランドマーク、駐車場情報など、参加者が到着するのに役立つ情報も一緒に提供します。可能であれば、公共交通機関を利用する場合のルートや、徒歩、自転車、車でのアクセス方法なども含めると良いでしょう。
04_イベント内容とアジェンダ
スライド4: イベント内容とアジェンダ
・タイムライン: セッションやプログラムのスケジュール
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図解の作り方のイメージがわかない場合は、ChatGPTに意義や使い方を質問します。
「あなたはプレゼン製作会社のディレクターです。「社内外のコミュニケーションイベント」で使われる以下の図解について、意義と使い方を教えてください。 スライド4: イベント内容とアジェンダ・タイムライン: セッションやプログラムのスケジュール」と入力すると、以下のように詳しく説明してくれます。
スライド4は、「イベント内容とアジェンダ・タイムライン」に関する情報を提供するために使用されます。ここではイベントの全体像を視覚的に理解しやすい形で提示します。
その意義は以下の通りです:
1.概要の理解: イベントの全体的な流れや各セッションの内容を明示的に示すことで、参加者が何を期待すべきか理解するのを助けます。これにより、参加者が必要な情報を把握し、彼らが興味を持つ可能性のあるセッションを選択する手助けとなります。
2.時間管理: イベントの進行において、アジェンダとタイムラインは非常に重要です。これは参加者が各セッションの開始と終了の時間を把握し、自分の時間を適切に管理するのを助けます。
3.コミュニケーションの一部: アジェンダとタイムラインは、イベント主催者から参加者への重要なコミュニケーションの一部です。明確で具体的なアジェンダは、参加者がイベントについてより良い理解を持つことを助け、混乱や誤解を防ぐ役割も果たします。
使い方としては、以下のような項目が含まれるべきです:
1.セッションのタイトル: それぞれのセッションやアクティビティの名前。
2.時間: 各セッションがいつ開始し、いつ終了するのか。
3.セッションの詳細: 簡単な説明やセッションの目的、またはそれがどのように参加者に利益をもたらすか。
4.セッションの進行者/講演者: セッションを担当する人物や団体の名前。
これらの情報を網羅的かつ鮮やかに視覚化することで、参加者はイベントの流れをすばやく把握し、自分の関心に合ったセッションを見つけることができます。また、これによりイベントの進行がスムーズになり、全体の経験が向上します。
05_スピーカー紹介
スライド5: スピーカー紹介
・写真付きプロフィール: 登壇者の顔写真と簡単な経歴
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図解の作り方のイメージがわかない場合は、ChatGPTに意義や使い方を質問します。
「あなたはプレゼン製作会社のディレクターです。「社内外のコミュニケーションイベント」で使われる以下の図解について、意義と使い方を教えてください。 スライド5: スピーカー紹介・写真付きプロフィール: 登壇者の顔写真と簡単な経歴」と入力すると、以下のように詳しく説明してくれます。
スライド5は、「スピーカー紹介・写真付きプロフィール」に関する情報を提供するために使用されます。ここでは登壇者の顔写真と簡単な経歴が提示されます。
その意義は以下の通りです:
1.信頼性の向上: 登壇者の写真とプロフィールを提供することで、彼らの専門性と信頼性が強調され、その情報や提供する内容に対する信頼性が向上します。
2.視覚的な親近感: 顔写真が付いていると、視覚的な親近感が生まれ、登壇者とのつながりを感じやすくなります。これにより、イベントの全体的な参加感や経験が向上します。
3.関心の刺激: 登壇者の専門分野や経歴が明記されていると、参加者が特定のセッションやトピックに対する興味や期待を持つのを助けます。
使い方としては、以下の要素が含まれるべきです:
1.顔写真: 顔写真は視覚的に印象に残るため、登壇者を覚えやすくします。
2.名前: 登壇者のフルネームを明記します。
3.職業 / 役職 / 専門分野: 登壇者の現在の役職、職業、専門分野を記述します。これは参加者がその人物の専門性やそのセッションで何を期待できるかを理解するのに役立ちます。
4.経歴: 登壇者の重要な職歴、学歴、達成事項などを簡潔にまとめます。
このように、スピーカー紹介・写真付きプロフィールスライドは、登壇者の信頼性を強化し、イベント参加者が彼らの提供する内容について深く理解するのを助けるための重要なツールです。
06_プロモーション戦略
スライド6: プロモーション戦略
・円グラフ: 各プロモーションチャネルの割合
・折れ線グラフ: 広報活動の効果測定
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図解の作り方のイメージがわかない場合は、ChatGPTに意義や使い方を質問します。
「あなたはプレゼン製作会社のディレクターです。「社内外のコミュニケーションイベント」で使われる以下の図解について、意義と使い方を教えてください。 スライド6: プロモーション戦略・円グラフ: 各プロモーションチャネルの割合・折れ線グラフ: 広報活動の効果測定」と入力すると、以下のように詳しく説明してくれます。
スライド6は、「プロモーション戦略・円グラフ:各プロモーションチャネルの割合・折れ線グラフ:広報活動の効果測定」に関する情報を提供するために使用されます。ここではプロモーションの戦略とその効果を視覚化します。
その意義は以下の通りです:
1.戦略の透明性: このスライドは、広報活動がどのように分配されているかを明示し、企業の戦略的な取り組みに対する理解を深めます。
2.効果の可視化: 折れ線グラフを使用して、広報活動の結果を時間と共に追跡し、その効果を視覚的に示すことができます。これにより、どの活動が効果的であったか、または改善の余地があるかを特定するのに役立ちます。
3.意思決定の助け: これらの情報は、今後の戦略を計画する際の意思決定をサポートします。特にどのプロモーションチャネルが最も効果的であったかを理解することは、リソースを最適に配分するのに重要です。
使い方としては、以下の要素が含まれるべきです:
1.円グラフ: 各プロモーションチャネルの使用割合を示します。これは、メールマーケティング、ソーシャルメディア、イベントスポンサーシップ、プリント広告など、利用したすべてのチャネルをカバーするべきです。
2.折れ線グラフ: このグラフは、時間とともに広報活動の効果を示します。具体的なメトリクスは目的によりますが、ウェブサイトのトラフィック、イベントへの参加登録、ブランド認知度の増加など、広報活動の成功を示すものが適しています。
このように、プロモーション戦略とその効果を示すスライドは、企業の広報活動の有効性を評価し、将来の戦略決定を支援するための重要なツールです。
07_ロジスティクスと会場設営
スライド7: ロジスティクスと会場設営
・会場レイアウト図: 会場の配置や流れを示す
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図解の作り方のイメージがわかない場合は、ChatGPTに意義や使い方を質問します。
「あなたはプレゼン製作会社のディレクターです。「社内外のコミュニケーションイベント」で使われる以下の図解について、意義と使い方を教えてください。 スライド7: ロジスティクスと会場設営・会場レイアウト図: 会場の配置や流れを示す」と入力すると、以下のように詳しく説明してくれます。
スライド7は、「ロジスティクスと会場設営・会場レイアウト図」に関する情報を提供するために使用されます。ここでは会場の配置や流れを視覚的に示します。
その意義は以下の通りです:
1.イベントの理解: 会場のレイアウト図は、イベントの全体的な流れを理解するのに役立ちます。これは参加者、スタッフ、ボランティア、サプライヤーなど、イベントに関与するすべての人々にとって重要です。
2.効率的な動線計画: 会場の配置や流れを理解することは、人々の動きをスムーズにし、混雑や混乱を防ぐために重要です。
3.安全対策: 緊急時には適切な避難ルートを示すことができるため、参加者の安全確保にも寄与します。
使い方としては、以下の要素が含まれるべきです:
1.会場の主要な要素: これにはエントランス、出口、トイレ、飲食エリア、ステージ、展示スペース、緊急出口などが含まれます。
2.動線: 参加者がイベントの中で移動するルートを示します。これは、特に大規模なイベントや複雑な会場の場合に非常に有用です。
3.スケール: レイアウト図が実際のスペースのスケールを反映していることを確認してください。これは、スペースの使用を最適化し、すべてが適切に配置されることを保証します。
このように、会場のレイアウト図は、イベントの計画、実行、管理にとって不可欠なツールです。これは、参加者の経験を向上させ、イベントの成功を確保するために重要です。
08_イベントの評価とフィードバック
スライド8: イベントの評価とフィードバック
・水平棒グラフ: 各評価項目の平均スコア
・ワードクラウド: フィードバックのキーワードを視覚化
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図解の作り方のイメージがわかない場合は、ChatGPTに意義や使い方を質問します。
「あなたはプレゼン製作会社のディレクターです。「社内外のコミュニケーションイベント」で使われる以下の図解について、意義と使い方を教えてください。 スライド8: イベントの評価とフィードバック・水平棒グラフ: 各評価項目の平均スコア・ワードクラウド: フィードバックのキーワードを視覚化」と入力すると、以下のように詳しく説明してくれます。
スライド8は、「イベントの評価とフィードバック・水平棒グラフ:各評価項目の平均スコア・ワードクラウド:フィードバックのキーワードを視覚化」に関する情報を提供するために使用されます。ここでは、収集したイベントのフィードバックを視覚的に表示します。
その意義は以下の通りです:
1.評価の明示: 水平棒グラフは各評価項目の平均スコアを視覚的に表示し、イベントの成功度合いや改善点を明確に伝えます。
2.フィードバックの強調: ワードクラウドは、参加者から得られたフィードバックのキーワードを強調し、最も頻繁に挙げられた意見や感想を一目で確認できます。
3.改善のための洞察: これらの情報は、次回のイベント計画時に何を改善するべきかを理解するのに役立ちます。
使い方としては、以下の要素が含まれるべきです:
1.水平棒グラフ: 各評価項目(例えば、会場、スピーカー、内容、組織、飲食など)に対する平均スコアを示します。これは、どのエリアが成功し、どのエリアが改善の余地があるかを視覚的に理解するのに役立ちます。
2.ワードクラウド: フィードバックフォームやアンケートから集めた言葉やフレーズを用いて作成します。最も頻繁に使用された言葉ほど大きく表示され、参加者の意見のトレンドを把握するのに役立ちます。
このように、イベントの評価とフィードバックスライドは、イベントの成功度を評価し、将来の改善点を明らかにするための重要なツールです。
まとめ
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今回もまとめ文をGPT-4に考えてもらいます。
「以下の文章を膨らませて、まとめ文をつくってください
GPT-4をフル活用して「社内外のコミュニケーションイベント」資料を作ってみましょう。まずは、目標を達成するために必要なスライドの構成をイメージし、それを元に、理解しやすいかつ鮮明なプレゼンテーションを作成することが大切です。」と入力すると少し硬い文章が出てきました。
「GPT-4の高度な能力を利用して、我々は「社内外のコミュニケーションイベント」の資料作りを効果的に進めることができます。その第一歩として、我々の目標達成に向けて、適切なスライドの構成を具体的にイメージすることが重要です。これには、イベントの目的と内容、スピーカー紹介、プロモーション戦略、会場設営やロジスティクス、そして最後にイベントの評価とフィードバック等の要素が含まれます。その構成を元に、参加者が理解しやすく、記憶に残るような鮮明なプレゼンテーションを作り上げることが必要です。データや意見を視覚化することで、情報を効率的に伝え、共有することが可能となります。GPT-4の力を最大限に活用して、これらのステップを踏みながら、最高のコミュニケーションイベント資料を作り出すことが目指すべき結果です。」
「あなたは女子アナです。上の文章を分かりやすく言い直してください。」と入力すると、ちょっとわかりやすくまとめてくれます。
「GPT-4という最新のAIを駆使して、「社内外のコミュニケーションイベント」のための資料作成に挑戦しましょう。まず最初にやるべきことは、何を達成したいのかを明確にすることです。それを踏まえて、どんなスライドを準備すべきかをしっかりとイメージしましょう。例えば、イベントの目的説明や話す人の紹介、会場の準備の流れ、そして最後にはイベントがどう評価されたか、といった要素があるでしょう。そして、それぞれのスライドを作る際は、皆さんに分かりやすく伝わるよう、鮮やかで視覚的な表現を心がけましょう。このようにして、GPT-4の力を最大限に利用しながら、すばらしいコミュニケーションイベント資料を作り上げることが、我々のゴールです。」
このようにGPT-4を活用すれば「社内外のコミュニケーションイベント」に必要なプレゼン資料を作ることができます。何を達成したいのかを明確にして、聴衆にとって分かりやすいスライドを作ってみてくださいね。