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私は「体験する」ことをとても大切にしているので、
息子には幼い頃から様々なもの・ことを体験させてきました。

スポーツも水泳、フラッグフットボール、サッカー、空手、水球、ゴルフ、スキー、マウンテンバイク、ウェイクボードなど、本当に様々です。
そんな中、本人が自らやりたいと言い出して、
今、のめり込んでいるのがアーチェリーです。
中学生から学校のアーチェリーチームで本格的に始めて、
何度かシルバーメダルを取るなど好成績を残しました。


9月から学校で練習が始まるはずでしたが、なんと急にコーチが首に! 
(アメリカでは学校の先生が放課後のクラブ活動の先生になることは
稀です。外部から専門のコーチを雇います。
なので、放課後のクラブ活動は有料です。
スポーツによってシーズンがあるので、日本の部活動とは
かなり違います。)
学校の外で新しいコーチを探して、個人レッスンを受けてきました。

コーチが急に首になったのは、かなりのショックでしたが、
おかげで新しいコーチHとの出会いがありました。
コーチHは予約を受け付けていないので、
コーチMのレッスンを申し込みました。
コーチMは去年の息子の成績など知っているので、もしかしたら、
コーチHにちょっとみてもらえるかもしれないと言っていました。
レッスンが始まると、驚いたことにコーチHがやってきて、
あれこれ指導し始めてくれたのです。

アーチェリーのボウ(弓)にはスタビライザー、サイトなど様々な
道具がつけられるのですが、息子のレベルに合った道具がついていない
と言って、クッションプランジャーなどをつけてくれたり
細かく調整してくれました。
そして、見込みがあるから、
スケジュールを調整してコーチをしてくれると言うのです。
コーチHのコーチ歴30年の間に見てきた選手の中で、
トップ5に入る素質があると。

学校のチームメイトに常にゴールドメダルを取るモンスター級にすごい選手Bがいるのですが、彼を超えられると言われて、息子も俄然やる気が出てきました。
あまり競争心のない子で、
今まで、息子の中にBには敵わないという思いがあったのです。
正直に言うと、親の私たちもそう思っていました。Bは特別だと。
息子の可能性を信じる力強いコーチの言葉に、感動すると共に、
これこそがコーチングだ!と胸が熱くなりました。

心強い強力な味方を得て、息子の今後の成長が楽しみでなりません。

あなたが信じるお子さんの可能性はなんですか?

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