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キャリコン「一人あるある」

2022年秋にキャリアカウンセリング協会(CCA)のコースでキャリコンの勉強&練習を始めてから、国家資格キャリアコンサルタントの取得を経て、約2年が経過しました。

キャリコンのスキルで極めて重要な「傾聴」を学ぶようになってから、仕事だけではなくて日常の些細なことが変わり始めました。

そんな、一人あるあるをつぶやきます。
共感してくださる方がいたら、♥をくださるとうれしいです。

傾聴の脳内スイッチON/OFF切り替え

「ああ、これは話を聞かねばならんな」と思ったらスイッチをONにして全力傾聴、「この会議はちゃっちゃと進めよう」と思ったらOFFにしてファシリテートに邁進するなど、場面に応じて脳内スイッチのONとOFFを意識的に切り替えられるようになりました。

気がつくと、聞き役で終わってしまう

飲み会とか雑談で無防備にしていると、脳内スイッチがゆるんで、つい聞き役に専念して自分のことを話しそびれてしまいます。
先日は高校の同級生4人と1年ぶりに集まって4時間も話していたのですが、話を振られた時以外は、ほとんど聞くか相槌ばかりでした。

そんなつもりはないのですが、自分のことを隠しているみたいでよろしくないですね。

「感情」を表す言葉に、無意識に反応してしまう

傾聴の訓練をしていると、相談者が発した感情を表すことば、例えば「ストレスを感じる」「納得がいかない」「腹がたった」などの表現に注意を向けて、そこから気持ちや考えを深く理解しにいくというのをやります。

これを日常的にもやってしまう。。。まあ、なんの害もないので、問題はないのですが。ついでに言うと、相手の表情の変化にも敏感になります。

仕事の1on1が、お悩み相談室に変貌する

仕事上の進捗確認や細かい決め事をするために、週1回の定例 x 2を行っています。スケジュールを見ながら、どこまで進んで、何が残っていて、次の一週間どうするか、チャットより話したほうが速いと考えて設定した1on1でした。

これが、最近は会議時間の半分ぐらいが、お悩み相談・グチTimeになっています。これによって、相手の日頃のもやもやが吐き出されて、結果仕事がスムーズに行くのならいいんですけどね。

会議の冒頭にアイスブレークのつもりで、最近どう?的な話から始めるのが原因かもしれないので、次回は試しに、淡々を進捗確認から始めてみようかな・・・

人の会話をつい観察(傾聴)する

多くの会話では、人は聞いているようでいて実は、「次に自分が何を言おうか、いつ言おうか」タイミングをうかがっていたりするものです。つまり、本当の意味ではあまり聞いてなくて、お互いに言いたいことを言い合っている。

電車の中とかレストランとかで一人でいると、周りの会話を何気なく聞いて「お互い聞いてないね」とか「このひとは聞き上手」などという観点で、人の会話を観察、ならぬ「傾聴?」してしまいます。。。

傾聴スキルが衰えるのが恐ろしい

カウンセリングのロープレを定期的にやっていますが、うまくできたと思える日と、ちょっと失敗したかなと思う日と、色々あります。国家試験を受ける前、研修受講中に何度も惨敗した苦い経験も思い出します。

確実に前進しているはずなのですが、「できなくなったらどうしよう」という恐れがあるのです・・・

会話ながら、場を俯瞰している

会議の時間内で物事を話し合って決めるために、時間を意識しながら、議論の進行を俯瞰してファシリテーションする、というのは会社員時代に鍛えられました。
そのおかげかどうかわかりませんが、会話しながら、「自分は今、ちょっとしゃべりすぎているかも」とか「○○さんの表情がくもり気味なので、話を振ってみようか」とか、時間だけでなく自分や参加者の表情や心の動きにまでアンテナの感度が高まってきました。これはなかなか便利なスキル。


一体いつ気持ちが安らぐのか?

スイッチOFFにして傾聴モードを開放すれば、大丈夫です。
でも本当の「素」はかなりドライなので、思ったことをそのまま口に出すとかなりやばいという自覚があります。

結局いつ落ち着くのかというと、気のおけない人と話している時と、一人でまったりしている時です。24時間365日傾聴なんてしていたら、心が壊れます〜


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