7月~10月観劇いろいろ
7月
少女革命ウテナ ~深く綻ぶ黒薔薇の~
ウテナミュ自体は前作も観に行っていたけれど、アニメでも一番好きな黒薔薇編なので、物凄く期待をして行ったが、あまりにも良かった。
中でも樹里と詩織の組み合わせが本当に美しく、醜い部分すらそれは耽美で、衝撃的だった。
馬宮と御影の観たかったシーンも含まれていたことが嬉しく、表現もまたアニメで見たままに極めて耽美的で本当に美しかったので、黒薔薇編を公演してくれたことにただただ感謝だった。
前作は殺陣や演技が気になって世界観に没入出来なかった部分があったが、今回はキャスト変更もあったり2作目からかそういう気になる部分は感じず、終始『あの耽美感』に没入して観ることができた。
ウテナという作品で重要な合唱が素晴らしいキャストたちにより表現されることがまた最高で、観劇しながら身震いをしたことを思い出す。
新キャストである吉岡佑さん演じる鳳暁生があまりにも最高だったので、次回あるであろう世界の果て編をとても楽しみにしている。
斬劇『戦国BASARA』天政奉還
伊達政宗が眞島さんになってから観てきた斬バサも、眞島さん、松村さんの二人が卒業ということで一区切り。
今まで観てきた中でも(人は死ぬが)一番明るく未来のある話で、ジャンプ漫画の様な良き友人で良きライバルの双騎を描いてくれていた。
観るたびに思うが、瀬戸さんの明智・天海は本当に色っぽくて美しい。あの長い白髪と露出が多い衣装に袴と鎌、似合う役者はなかなかいないだろう。
双騎の最後の一戦を観ながら、今までの彼ら二人のことをいろいろを思い出して、爽やかな双騎だったなあとしんみりした。
今までのバッドエンドの多かった斬バサなので、観劇前は卒業公演がどうなるのか不安もあったけれど楽しく観て卒業を祝うことができて本当に良かった。
ハンサム落語
ずっと気になっていたハンサム落語。初めて観に行ったけれど、スカッと観て元気を貰って帰ることが出来る舞台だった。
もともとは落語家一人で語る落語を、2人の俳優の掛け合いで語っていくという構成。
枕もちゃんと本人たちのエピソードから語られていて、終始感心と共に爆笑の嵐だった。
歴の長い俳優やアドリブが得意な俳優がキャスティングされている意味が良くわかる公演だった。次回も観に行きたい。
8月はLikeAroom003
9月
GRIEF7#Sin2
前作から引き続き観劇。より毒とエグさに満ちた世界観だった。
ここから更に面白くなっていくんだろうという期待と、この毒をもっと様々なキャラクターで掘り下げられていくのだろうなというワクワク感に満ちた。次作も楽しみ。
そしてLikeAでも知っているSHUNさんが、より演技力が高まっていることを実感して驚いてしまった公演だった。
怪人と探偵
初めての白井さん演出観劇。何もかも間違いのない舞台で、観る前からなんの不安もなかったけれど、やはり本当に素晴らしかった。
スカパラのテーマ曲が本当にカッコいいし、曲も頭に残る、舞台装置も美術も、もちろん役者も演出も、最高の作品だった。
そしてKAATは素晴らしい作りの劇場だなあと感動した。音も見やすさも椅子も、こういう劇場がもっと増えてくれたらいいのになと思う。
10月
テニミュ運動会
あれだけのキャストが揃うのは圧巻だし、種目も面白かったのと、最後のメドレーで泣いた。
物販があまりにも酷すぎた。