横糸の追加について
今回は、平組でたまに出てくる横糸の追加の方法です。
(○玉+2玉)の「+2玉」の部分です。
また、平組以外では《創作組み紐》でビーズを通した場合や、クサリ(鎖・チェーン)にも出てきます。
横糸の準備
基本的には、普通の糸(○玉)より長く準備する必要が有ります!
※特に平組の場合は、組み紐の横幅分(緑の部分)の糸が消費される為
※ビーズの場合は、ビーズとビーズに通した穴の幅がプラスで消費される為
糸の追加
うろ覚えではありますが、試行錯誤しながらやっています。
※平組の場合は、横糸の残りがギリギリではなく余裕を持った状態で追加します。
横糸を締める必要が有るため、力が入らない状態ではキレイに仕上がらないです。
片方づつずらして追加した
一方を玉につけた状態で、もう一方に追加糸を渡して組む。
組み進めてからもう一方も、追加糸を渡して組む。
締める力の入り具合に差が出る為上手く行かなかった。
両方同時に追加(又は変更?)した
前の糸は 鏡 の下に下ろし
追加(変更?)糸を渡し、上下の糸を交換する都度、横糸を締める
多少の違和感は有るかも知れないが、別々に追加するよりはキレイに仕上がった。
横糸を切る
紐を押さえ、不要な糸を引っ張りながらギリギリで切る
上手く出来れば、引っ張った反動で、糸が紐の隙間に入って目立たなくなる。
特にほどけるような事は有りません。
チェーンの始末に糸を使うので、チェーンの場合も糸を切る事が有ります。
ほどけないとは思いますが、念のためボンドを軽くつけてから切ると安心です。
如何でしたか?
なかなかキレイに横糸を追加するのは難しいです。
元々横糸の残りが短くなると、糸を締める力が弱くなります。
糸の残りがギリギリになる前に、追加(変更?)した方が良いと思います。
今回の平組の方は、一度ずらして組んで
違和感が有ったので、ほどいて組み直したのですが、
一度組んだ事で締まりが良くなった可能性も残っています。
必ずしも、同時に追加(変更?)が有効とは限らないかと、考えてます。
少しは参考になれれば幸いです。