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《創作組み紐》内記玉

今回は、紐の中に空洞が出来る【内記目】を使った創作組み紐《内記玉》になります。

教室では、配置が決まっており、パーツも先生が準備して下さいました。

嵌め型のパーツ(?)
※名前が判りません(^^;

嵌め型のパーツが有れば、そちらを使用します。

※上記は教室で始めて作った物になります。
パーツ名(商品名)や何処で購入出来るのかが、判らないままです(´・ω・`)

※始末が裏に隠せるのでお勧めです。
が、片面のみしか見えないので、隠れた部分が勿体ない気分になります。

ウッドビーズ・串

手頃に手に入るパーツとして、当方では普段ウッドビーズや串を使用しています。

※始末が面倒(大変)です。
が、全面が見えるので、余り糸で多色を使用して組んだ際に、映えます!

《内記玉》の作り方

改めて、今回は《内記玉》の作り方を ウッドビーズ を使って説明していきます。

準備するウッドビーズは、表面がザラつき、穴が大きいのがお勧めです。

※カラーの物やニス(?)の塗ってあるツルツルのビーズは、
滑り易く、組み中や加工中に飛び出したりするので、お勧め出来ません(´・ω・`)

本来は新しい糸を用意し、レジメ通りの配置にすべき所ですが…

今回の糸は、紐を組んだ際に残った糸が、台の半分より長い糸を残して置き(当記事では統一して 残り糸 と表記します)
その 残り糸 がある程度(16~24玉分)溜まったら、《内記玉》を作っています。

※※※蛇足※※※
※残り糸 が勿体無いので、糸が集まると定期的に作っています。
※残り糸 が台の半分より短い場合は、その糸で【四ツ組】等を組んで 残り紐 を組み、《飾り結び》のすき間を埋めるのに使用したりしています。

先ずは台に糸をセットします

1㌢程【内記目】を組み、ウッドビーズを乗せ、
片手でウッドビーズを押さえ
もう一方の手で1玉づつ移動させます。

ウッドビーズが半分ほど埋まったら、両手で組んで行きます。

ウッドビーズが飛び出し易い為、組み始めは片手で組みますが、
串等、飛び出さないパーツの場合は、両方で組みます。

ウッドビーズが全て埋まったら、また、1㌢程【内記目】を組みます。

台から外し、洗濯糊で固めます。
ウッドビーズの中に入れ込む部分を残して切ります。

ウッドビーズの内側に つま楊枝 でボンドを付けて、つま楊枝 竹串 等 先の尖った物で始末の紐部分を、ウッドビーズの穴に入れ込みます。

組んだ糸がほどけ易いので、手早く行います。

左が紐の始末の片方を、右が紐の始末の両方をウッドビーズの中に入れた《内記玉》に成ります(*⌒∇⌒*)

串の場合

簪(かんざし)やマジェステのパーツに加工しました。
が、ご覧の通り始末に迷走がみられます( ̄~ ̄;)

ウッドビーズの穴に上手く入らなかっ場合( ´;゚;∀;゚;)

始末が上手くキレイに出来なかった場合でも、諦めずに 菊座・花座 といったパーツを使って穴の部分を隠して対応出来ないか、試してみましょう。

菊座・花座 はCピン・Tピンを付ける際にも役立ちます(^o^)=b

※重要※

事前に、【内記目】の内側に入れるパーツが、台の 鏡 部分に余裕で通るサイズなのを確認して下さい。
ギリギリの場合は、糸の分 通らない可能性が有ります。
※台を購入する際に、鏡 部分に気をつけておきましょう※

残り糸 を使う場合はミコ数が重要です。パーツが大きいとすき間が出来るので、パーツの大きさと相談が必要です。

おまけ

残り糸 の場合は、1玉に付ける糸の ミコ 数は不統一でも大丈夫です。玉数に合わせて1玉にまとめたり、2玉に分けても出来ます。
(全体のミコ数の方が大事です。)

如何でしたか?

《内記玉》は、紐やチェーンに通してペンダントトップにしたり、金具で加工してキーホルダーやピアス、イヤリング等にしたり、
用途も幅広く、人気商品でも有ります。

印象を変えるのに、パールビーズ等を付けたりします。
が、クリスタル等、裏面が直線的なパーツは付けづらかったので、曲線的なパーツとの相性が良いと思います。

当方はウッドビーズや串を使って組んでいますが、是非、色々なパーツを使って組んでみて下さい。

以上。参考に成れば幸いです。

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組み紐物語
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