RPAホールディングス株式会社 代表取締役 高橋 知道さん
ロボット(RPA)の大衆化を牽引する
10年以上前からロボット(RPA)の開発に取り組んできた同社。早すぎたスタートだからこそ、見えている未来を、高橋さんがわかりやすく、企業・働く人・社会の視点から解説。
1)日本初、コンピュータの中で完結するロボットRPA
藤沢:藤沢久美の社長Talk、今日のゲストをご紹介します。今日は東証一部上場企業です。証券コードは6572、RPAホールディングス株式会社代表取締役、高橋 知道さんです。高橋さん、よろしくお願いします。
高橋:よろしくお願いします。
藤沢:東証一部なんですけど、1年でマザーズから一部になられた。
高橋:そうですね。
藤沢:すごいスピードですよね。
高橋:そうですね。
藤沢:やっぱり、お仕事の内容が今、そのもの、ときめく会社で、お仕事だからかしら。
高橋:そうですね。多分に時流に乗らしていただいているというところは大きいかと思っています。
藤沢:RPAホールディングスって、RPAというのは、もう知る人ぞ知るなんですけどあらためて、ちょっとご説明いただいていいでしょうか。
高橋:そうですね。ロボティックプロセスオートメーションという略なんですけど。要するに、これからロボット、リアルな世界も自動運転を含めて、ロボットが、色々人がやっていることを代行するという時代になっていくと思うんですね。単純作業をロボットが代行していくと。さらに、近年AIですね。ディープラーニング革命がもたらすアルゴリズムが脳の一部も代行していくと。
藤沢:恐ろしい。
高橋:そうですね。これによってスマートロボットですよね。自分運転なんかもそうだと思うんですけど。そういったものがどんどん進化していきますと。それのソフトウェア版です。
藤沢:これソフトウェア版というのは、要するに、会社のお仕事でホワイトカラーの人がやっているようなお仕事。
高橋:そうですね。
藤沢:それをロボットが代わりにやってくれる感じ。
高橋:はい。今までは、色々パソコン、30年前パソコンを皆さんが使うようになってから、色んなアプリケーション、色んなシステム、これ使って人が仕事をしていると思うんですけど。システムというのは、システムの中でその機能が完結していますよね。
藤沢:はい。
高橋:そうなってくると、システムをまたぐような作業。これって、やっぱりどんな単純作業、どんな不毛なものであっても人がやっていかなくちゃいかんと。
藤沢:確かに、何かウェブサイト見て、ワードに移して、皆さんで手直して、最後エクセルにするみたいな、ありますよね。こういう話?
高橋:そうです。あと、人材募集したら、たくさんのサイトに募集すると、色んなフォーマットで、毎日それダウンロードして転記してと。こういった作業がたくさんあると思うんですけど。それをまるでエクセルのマクロのようにシステム間をまたいで覚えさせると。で、代行させていくと。産業用ロボットと同じような形で、まさにホワイトカラーの人がやっている作業を代行していくと、こういうコンセプトです。
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