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労働組合のない会社で

夏ももうすぐ終わりですね。

さて、労働組合。従業員の集まりで、会社と働き方や待遇を話し合ったり、従業員どうしのイベントをしたりします。

今、労働組合ってかなりの少数派です。入っているの人は日本中の働く人のたしか2割にも満たないです。
労働組合がない会社、職場がとても多いです。

自分も昔、労働組合のない会社の仕事をしていました。
必ずしも、労働組合のない会社がブラック企業とか、悪い会社ということはありません。
労働組合のない会社でも、良い面もあります。
まぁ、どんな人にも良い面がある、みたいなとこでしょうか(大げさ)。

でもね、労働組合のない会社の人に、伝えたいことがあります(偉そうに)。
一つは、職場で困りごと、ハラスメントとか、給料が低いとか、社風や仕事のやり方を改善したい、という時、労働組合に相談することも一つの選択として心のどこかに置いておいてほしいです。
労働組合なら、アドバイスも受けられますし、場合によっては会社と交渉して、法律ではカバーできない部分も含めて交渉で事態を改善できる可能性もあります。
日本最大の労働組合「連合」は労働相談を受け付けています。
連合|労働相談 (jtuc-rengo.or.jp)

もう一つは、労働組合のない会社に、労働組合をつくるという選択肢もあります。
自分、これで、少しだけですが成果を上げる、働く人にプラスになることができた経験があります。
労働組合を作るのは、会社の敵になることではありません。
労働組合で従業員の声を届け、経営陣の考えだけでなく従業員の声も活かした、より良い職場を目指します。経営に従業員の現場からの声を届け、より良い経営、事業の発展につなげます。そして事業が発展すれば、その成果は従業員にも公正に分配します。従業員も、会社も、そして世の中にとっても良い働き方をつくります。
労働組合って嫌いな会社と喧嘩するものでなく、好きな会社と従業員サイドから力を出して、会社とタッグを組んでみんなが満足する会社に進むものです。
もし、労働組合、うちの会社にはないけど作りたい、って思って下さったら、ぜひ、こちらのサイトもご覧ください。
連合|より良い職場づくりポータル (jtuc-rengo.or.jp)

労働組合のない会社、良い所もあります。
でも、労働組合があることで、さらに良い会社になる可能性があると感じています。

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