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#179 本当に反抗期ってやつは。 ハードな時間には甘い時間が甘美に響く。
世界が自分を中心に回っているティーンの反抗期。
なんで親は逃げ出さないのか。
いや、本音は逃げ出したくて、逃げ出したくてたまらないけど。実際に何度も「もう知らない。勝手にしろ」と言って、実際勝手にするのを見て逆にめっちゃ腹立ったりしたけど。
そんな実の親ですら、嫌気がさして、「親」であることをやめたくなる反抗期。それでも完全に親稼業を放置せずになんとか向き合えるのは、小さい頃の可愛い姿を覚えているからではないだろうか。
人間は、頭の割合が体に対して大きいもの(つまり赤ちゃんと幼児とか)を可愛いと認識すると言うけど、トテトテ歩く姿はとても可愛い。おまけに一生懸命走って、そしてやっぱりお約束のように転んでしまうのは、「あらら」と思うものの半分可愛いなと思いながら駆け寄ってしまう。
多分、そんな一瞬、一瞬をよく覚えているからじゃないかしら。
しかも今は便利なのもので、スマホにその瞬間をおさえたムービーまで入ってる。その甘い甘美な時間が、過酷なハードモード反抗期に立ち向かう明日への活力をくれると言っても過言じゃない。
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1)こわいかった
これは息子のエピソードだけど。
怖がりの息子。あっちにお化けがいると言って怖がりトイレは暗いと言って怖がる。そして怖かったと言う過去形を正しく覚えず、結構長い間「こわいかった」と言ってました。
ついつい可愛くて、私も「そう、こわいかったの」と言い返してたっけ。
2)初めての運動会。平均台遅すぎ事件
娘は超がつくほど、慎重派。初めての運動会での障害物競争。平均台に異様に時間がかかっている子がいると思ったら我が子ではないか!
傍目に見ても「動いてんのか?」とツッコミを入れたくなるほどスロー。明らかに運動会全体を止めているけど、先生が辛抱強く待ってくれてなんとかゴール。できない子ほど可愛いって言うけど、全くその通り。
3)どこでもくまちゃん。
3歳の頃。娘はどこにいくにもピンクのくまと一緒。一緒に行ったフランスも常にクマを前に抱えていたっけ。クマを一生懸命可愛がる娘はパリでも愛され、道中知らない人から風船もらったり、飴をもらったり。
4)どんぐり拾いと娘のいいまつがい
色々あるけど、2歳の頃。どうもその頃から収集癖があったよう。当時のブームはどんぐり。スタバの茶色い紙袋を持って一生懸命どんぐり拾い。そしてどんぐりがなぜか言えず「ぐり〜、ぐり〜」と言いながら。
その後、我が家ではしばらく、「ぐり」が流行りました。
今は大きくなったけど、どんぐり集めが嵐グッズ集めに変わっただけど思うと、結局小さいころから何も変わってないのか。
そのほかにも書き切れないほどある甘ーいエピソード。
こう言う一瞬一瞬があるから、頑張れるよなあと思ったり。
それと同時に頭によぎるのは、養子とかで割と大きくなってから子供を引き取って育てておられる方。そして反抗期などに直面したら甘美な思い出などあまりないまま、さぞや大変だろうと勝手に想像。すごいな(語彙力・・・・)と勝手に尊敬してしまうぐり。
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