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ドライバー(運転手)の採用・雇用(※2017年7月)
※この記事は、2017年7月に投稿したブログの再投稿です。
購入した車が無事に納車され、ドライバーを探し始めました。
*フィリピンで車を買う
ドライバーを雇うには、直接雇用か派遣会社を使うか選択肢があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
【直接雇用】
・給与・手当をドライバー本人と直接交渉でき、条件を柔軟に設定できる
・ドライバーが休みを取るときや病気の場合、突然辞めるときなど、バックアップがない
【派遣会社】
・ドライバーが休みの場合など、代わりのドライバーの手配をしてくれる
・万が一事故が起こったときも安心(たぶん)
・派遣会社を通すため、金額が高くなる
私が車を使うのは平日朝の通勤時と土日だけ。
会社から家に帰るときは、徒歩でもOKなので、その時間ドライバーを待機させていたら残業代がもったいない。
ドライバーは、運転してもらっている時間だけでなく、待機している時間も労働時間として考える必要があります。
私の場合は、平日の日中は車が必要なく、平日朝&土日だけという、フルタイムではなく変則的なスケジュールとなることから、直接雇用できるドライバーを探し始めることにしました。
マニラ首都圏の最低賃金は1日600ペソ(約1,350円)、週1日休みで1ヶ月に換算すると15,000ペソ(約33,750円)です。
ドライバーの給与を考える際も、この金額がベースとなります。
拘束時間が長い場合、深夜や日曜・祝日の勤務が多い場合は20,000ペソ(約45,000円)を超えることもあるかもしれません。
※2017年現在、何人かの人のヒアリングした結果ですので、正確なデータではありませんが、だいたい近い数字だと思います。
簡単なジョブ・ディスクリプション(運転をお願いしたいスケジュール、給料、手当をまとめたもの)を作り、知り合いのフィリピン人の知人や親せき、また知り合いの日本人についているドライバーさんの紹介を当たりました。
あとは、uberかGrabに乗ったときに、いいドライバーに当たったときにスカウトしました。
いろいろ声をかけた結果、3人の候補者と面接しました。
面接の際には、
・BIO(履歴書)
・Driver License(運転免許のコピー)
・NBI Clearance(無犯罪証明書)
を持ってきてもらいます。
3人面接した中で、Grabのドライバーをしている人が一番いいなと思い、上記に書いた最低賃金の15,000ペソ(約30,000円)よりは安く、それにドライバーから希望のあった手当を加えて契約が成立しました。
勤務時間は、平日の朝は毎朝1時間半程度で、土日は、ゴルフに行ったり、近場で買物に行ったり、使わない日もあったりと、まちまちです。
固定給料以外に、早朝・夜の場合の食事手当、オーバータイム1時間あたり100ペソ、半年経過後SSS(社会保険)手当1000ペソ/月といった手当が加わりました。
また、フィリピンの慣習通り、給料日は月2回払います。
うちのドライバーさん場合、平日朝うちの仕事が終わったあとは、自分の車でGrabドライバーの仕事をしていてダブルワークが可能なため、勤務時間も短い分、一般的なフルタイムの給与より安い金額で契約できました。
最初に書いた通り、もし彼が休んだり、突然来なくなったりしたら、代わりはいません。
なので今後に備えて、uberかGrabでいいドライバーに当たったときに連絡先を交換しておくことも必要だと思っています。
今のところ、採用してから2ヶ月ほど経ちましたが、大きな問題はなく、車が自由に使える快適な生活を送れています。
※この記事は、2017年7月に投稿したブログの再投稿です。