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【米国配偶者ビザシリーズ】Step.1 USCISへの書類提出
こんにちはkumiです。
【米国配偶者ビザシリーズ】第二弾、今回はアメリカ配偶者ビザを申請する際の最初のステップとなる、USCISへの書類提出について記載します。
まずそもそも、アメリカの配偶者ビザ取得には3つのステップがあります。
第一に、今回の記事で記載する、USCISへの書類提出。
配偶者ビザを取得するためには、まずUSCIS(U.S.Citizenship and Immigration Services)に書類を提出し、アメリカ国籍(アメリカ市民権)を保有する旦那と、外国籍の私の結婚が正式なものなのか、そもそもアメリカ配偶者ビザを申請する権利を保有しているかどうかの審査を受けます。
第二に、NVCへの書類提出。
USCISで配偶者ビザを申請する権利を保有しているよ、大丈夫だよ、と審査結果を受けたら、その案件はNVC(National Visa Center)に移行されます。ここでは、実際にアメリカに移住して経済的に大丈夫なのか、犯罪を犯す可能性はないかなどの具体的な審査を受けます。
第三に、アメリカ大使館での面接。
NVCの書類審査でOKが出たら、その移住したい相手が現在住んでいる国(私の場合は日本)のアメリカ大使館で面接を受けます。面接に先駆けて健康診断や、アメリカ指定の予防接種を受けているか、いなければ受けて面接に臨みます。
面接で問題がなければ、晴れてアメリカ大使館からビザが発行される、という流れです。
今回のUSCISの回では、まずは提出書類について。
私が2018年当時提出した書類は以下となります。
1、 カバーレター(申請者サイン済)
2、 I-130申請用紙(申請者サイン済)
3、 I-130A申請用紙(申請される者サイン済)
4、 G-1145申請用紙
5、 申請者のアメリカ有効パスポートのコピー
6、 申請者の証明写真2枚(裏に名前記入)
7、 申請される者の証明写真2枚(裏に名前記入)
8、 Marriage Certificateのコピー
9、 戸籍謄本
10、戸籍謄本の英訳(英訳者サイン済)
11、住民票
12、住民票の英訳(英訳者サイン済)
13、息子のBirth Certificateのコピー
14、アメリカ在住義父のAffidavit Letter
15、付き合い始めから現在までのphoto album
16、check 535ドル
ここで言う申請者(Petitioner)とは、アメリカ国籍を保有している旦那のことです。配偶者ビザを申請する申請者は、配偶者を自国に連れて帰りたいアメリカ人を意味し、配偶者ビザのビザの申請される対象者が私(Spouse Beneficiary)となります。
5,6の証明写真ですが、アメリカの規律に則ったサイズで、背景は白です。普通の証明写真機って背景が基本青なので、ちゃんと写真屋さんで撮らないといけないわけですが。でもお金をかけたくない我々は、自宅の白い壁の前でケータイで写真を撮り、下記のサービスを使ってコンビニのコピー機でプリントアウトしたものを使用しました。
8のMarriage Certificateですが、私はハワイで結婚式をしましたので、その際にアメリカで入籍を済ませています。日本で結婚をしているのであれば、結婚届受領書など、役所でもらえる結婚証明の書類の原本と英訳でよかったと思います。ちなみに英訳は、自分達でやってOKです。最後に日付と翻訳者の署名が必要です。
この提出書類の中で、おそらく一番皆さんが困るのが「Bona Fide Relationship」を証明する書類。これ、具体的に何か書かれていないんですよね。ちゃんと一緒に生活を共にしている夫婦である、という証明をする書類なんですが、銀行や住居の共同名義書類などがあればそれでOKみたいなんですが、日本に共同名義の銀行口座とか作れないですし、賃貸契約で連名も普通はしませんし。他の方は、水道光熱費の領収書やそれぞれのクレジットカードの明細書で、夫婦同じ住所である証明ができるように2人分添付するとかされたりしているようだったんですが。
私の場合、結婚証明がそもそもアメリカ政府発行のMarriage Certificateであること、当時すでに第一子を出産済で、アメリカ政府発行の息子の出生届(Birth Certificate)を持っていたので、アメリカ政府発行のこの2つで十分証明に値するだろうと思い、領収書とかは提出しませんでした。結構思い切った決断をしたとは自分でも思いますが、子供がいるって一番の証明だ!と。笑
14のAffidavit Letterは、ハワイ在住の義父に書いてもらい(内容何書いてくださったか知らない)、公証もアメリカでしてもらいました。
15の写真アルバムは、他の方がみんな送ってるぽいので、付き合い始めてから結婚・出産までの写真を日付と一言メモを添えて作成しました。1ページに3枚くらい添付して、全部で20枚程度のアルバムにしたと思います(意外と2人で映ってる写真がなくって笑)。
あと、日本にいる方で地味に困るのが16の小切手での支払い。我々は、アメリカ在住の義両親に小切手を切ってもらいました。当時は小切手しか方法がなかったのですが、今は他の支払い方法もあるかもしれないので、よく確認してみてください。
さて、結果、特に不備連絡もなく。国際郵便で送って何かあったら嫌なので、来日していた義両親に書類を手渡しし、ハワイから国内郵送をして提出しました。
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2018/02/21 I-130 書類ハワイから発送
2018/02/23 I-130 書類受領メール到着
2018/03/06 I-130 NOA1 郵送到着
2018/10/29 Form I-797 NOA2 郵送到着
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書類を送ってから、許可が降りるまで約8ヶ月かかりました。
待っている間ですが、USCISのサイトで、自分の書類審査のステータスを調べることができます。
そして、今回記事にするためにアメリカ政府関連サイトを見てて知ったのですが、今USCISの書類もシカゴのオフィスに郵送ではなく、オンラインで提出が出来るようですね!?なんと便利なんでしょう。笑
私はUSCISへの書類提出は郵送、NVCへの書類提出はオンラインでした。元々両方郵送だったらしいので、ちょうど私はオンライン化の過渡期にいたんですね。笑
便利な世の中になりました。。。笑
まぁ、オンラインはオンラインで困った出来事もあったのですが、それはおいおい。
ということで、第一ステップでした。