クソっという気持ちからつながった新しい人生への憧れ②
1.がんばれる?職場での辛かった出来事
早く仕事をしなければと、焦って就職したものの、大丈夫かなぁ、この職場、この仕事。
仕事はつたないながらも、努力次第でできそうな感触はありました。
でも、付箋のめくり方で怒鳴られたり、あまりにも理不尽な事が続き、私が障害者だからだろうかと悩みました。
ある朝、どうしても職場へ足を向けることができなくなりました。
2.辞めてもいい覚悟だった。でも。
辞めてもいい覚悟で翌々日出勤した私は、ついにたまりかねて、言いたいことをぶちまけました。(このクソ野郎~って気持ちで。でも、冷静に。)
辞めるか続けるか、本当に迷ったけど、続ける選択をしたのです。
3.自問自答し、苦悩する日々がもたらしたもの
研修期間をいれるとほぼ2年弱の間に、
「くやし~!」
「私の人生このままでいいのか」
「他にどんな選択がある?」
「私自身も病気だから、障害者だからといって、まわりに壁をつくってないか?ひがんでないか?歪んでないか?」
「障害のある人は皆こんな思いで働いてるの?」 「障害があっても、楽しく働くことはできないのか?」
「病気や障害があっても、素晴らしい素質を持った人はたくさんいる」
「私は何をしたい?」
「どんな人生設計を作る?」
「発酵食品好きだし、オーガニックにも興味あるし、勉強はじめようか」
「これからの人生、自分で歩めるチャンス。前向きに考えたい、私だって何かできる。」
自問自答したり、いろ~んな考えをめぐらせる日々を送りました。
4.新しい選択をしたい、退職を決意、受講を決意
この職場ではお世話になったけれど、長くいたくないと思ってました。再就職しなければ。まずは、新しい就職先を探すか。
モヤモヤしていた時、いつも色んな相談にのってくれる頼れる年上の女性の方に、仕事の事を相談すると、
「何かやってみたいこととか興味あることあるん?」と質問され、私は頭で考えるより先に口からついてでたのは、
「前から発酵のことが好きで、何か学んでみたい。オーガニックなことも」
今から思い返せば、ここで最初の、スイッチONボタンが入ったのかな。
そんで、離婚問題や会社での悩みや、病気になったこと、障害者である苦悶は、すべて前に進むエネルギーになってる。エネルギーに変換されてる、今は。
離婚危機がなければ、仕事にいってない。
仕事で自分を追い詰める経験がなければ、辛いことがなければ、自分の事、自分の人生について、深く考えもしなかっただろうな。
病気になったからこそ、同じ立場の人のことを考え、障害者の人たちが働くということについて、深く深く考え、自分にもできる事を探そうとしてる。
そしてそして、契約満了時に、更新せずに、退職して再就職することを決意して、新しい楽しい人生を夢見ている時に、ふんわり糀家との出会いがあり。インストラクター養成講座を受講することを決意。まだまだこれからで、自信もないけれど、もう、後ろを向くことはない。ワクワクしてる。日々エネルギーを充電中。
離婚危機、そして離婚、病気、障害、職場での悩み、、、、クソっと思う悔しい思い、マイナスと思える出来事が、
私を、楽しいと思える人生、幸せと感じる人生へ向かっていきたい思いへ導いてくれた、きっかけをくれた。
それぐらい切羽詰まらないと、重い腰は上がらなかったのかもしれない。
本当は楽しい、自分が幸せと思える人生を送りたいって思ってたんだと、気付かせてくれた、目覚めさせてくれたんだなぁ。
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