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エンタメ業界とコンテンツについて今、強く思うこと。

クソほどの寝不足期間が続いてましたが、バカみたいに寝腐って復活した、クマザワが今強く思うことを記そうと思う。

とりあえず撮りたいものを撮れたのでまずは見てくれ。

今回は某Panasonicの某LUMIXカメラ新製品[S5IIX]のレビュー記事執筆のために特別先行試用していた。カメラ業界の新製品発表やレビューコンテンツはもう飽和してる。いつもありきたりでつまらない。と、レビューする側のオレがそう思ってる時点でダメだなぁと思いつつ、何かグッとくる撮影事例はねぇかなぁと。

んで数年前から撮りたいと思っていたSBS人気歌謡の[ONE TAKE CAM]を日本国内初挑戦し、コンテンツにした。
ずっと先を越されないかヒヤヒヤしながら、映像を隅々まで見込んで研究した。

さらには自分が得意なジャンルであるドキュメンタリーも制作したわけだ。

個人的には最大のプロモーションだと思ってる。そして、たくさんのポジティヴな感想をもらえているので有り難い限りだ。

さて、ここ数年来個人的に、デジタルシネマ業界を牽引しているのは韓国だと思っている。音楽業界でとりわけ顕著だ。予算規模もデカいし、クリエイターに対する助成も成立している。インディペンデントなクリエイターが活躍出来る良い国だ。

前述の[ONE TAKE CAM]は音楽番組からコロナ禍に生まれた映像コンテンツである。そして今では多くの人を魅了するK-POP屈指かつ唯一無二の作品だろうと考える。

韓国の音楽業界はとにかくファンを楽しませるエンタメのコンテンツ量が多い。ファンが熱量を高く維持して応援し続けられる仕組みになっているように感じる。

日本もコロナ禍によりエンタメ業界は大打撃を受けた。長い沈黙の中でももがきながら模索してエンタメは死ななかった。特にTikTokからのバズ売れは必至だった。

コロナ禍を過ぎて、今や以前にも増してインターネットと現場のハイブリッドが求められる時代に突入している。新しい時代なのだ。

そこで、クマザワ的にはK-POPに倣ってコンテンツ量産を軸に考えていくことがファンを熱狂させる最も大きなパワーを産むと考えている。

インターネットの普及で活動拠点からは遠く離れたファンだっているはずだ。ライブに通い詰めて特典会や物販でお金を落とすことが出来ないファンがいる。その人たちにワンマンライブだけは来てもらおうとか、そのためには日々応援し続けてもらおうとか、楽しませ続けようとか、エンタメ精神をインターネット上に惜しげもなく振り撒いていくことこそが、最終的にはビジネス上も都合がいいと考えている。

しかし日本は相変わらず遅い。海外に5〜10年くらい遅れてトレンドインする傾向は以前より顕著だ。

クマザワはK-POPのファンではなければ、アイドルのヲタ活も推し事もしていない。アイドル業界はよくわからない。

その昔、アーティストを目指してシンガー・ソングライターを長らくやってきたが箸にも棒にもかからず今のカメラマンという職業にたどり着いている。

音楽のある程度のツボはわかっているつもりで、カメラ仕事に活かせるように日夜考えている。そして何よりの武器はパッションだ。素敵だなと思える演者がいたら、最大限の魅力が映像や写真越しに伝播するよう努められる。

今回かなりご協力頂いたエレファンク庭に関しても、歴こそ短いが、素敵なご縁を頂いてからの短い時間の中でキャッチコピーやコンセプト、パフォーマンス能力を可能な限りデフォルメすることなく、今オレが知る限りの魅力は抑えられている自負がある。

オレ以外に撮らせて欲しくない、専属にして欲しいくらいには高い熱で撮影出来る自信がある。まあ、これはエゴだ。エゴイスト全開の発言だ。

必要とされれば嬉しいし、必要とされないのなら寂しい。必要とされたのなら、義理や筋は絶対に通す。

最終的には決裁者の判断でしかないので、自分を信じるしかない。自分の能力、センス、情熱を世間に委ねるしかない。

だから、今後も自分を信じて腕を磨くしかないし、インプットを増やすしかない。

ただ、これだけは確実に言えるのだが、オレはライブが好きだ。ステージに立っていた頃は、あの場所にいる時だけは生きている心地がした。だからライブに魅力が詰まっている演者にはステージに立ち続けて欲しいし、それを撮らせて欲しい。

しかし、時代は進んでいてそれだけではダメになってきた。十数年前にデジタルコンテンツが音楽業界に現れてから、地味に時代は変化している。当時クマザワのデビューは着うただった。そう、常に業界の変化も求められている。そんな中でコンテンツを量産し、ハイブリッドに活躍したいと思っている感度の高いグループや運営陣がいれば、一度ご相談下さい。

ご予算含めて可能な限りご希望に沿った制作しますんで。

アートだのなんだのってのは世間が決めることだ。
まずは世間に通る知名度と魅力を発信することからだろう。
世界観の拡張はあとでいいんです。

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