ナレーションを極める18 どうしても読めない文字 苦手な言葉の対処法
こんにちは。ナレーターの熊崎友香です。
どうしても読めない文字や苦手な言葉はありますか?
娘は(5歳)どうしても、お花の「菊」を「クキ」と言ってしまいます。
私は、「シミュレーション」が苦手です。どうしても、「シュミレーション」と脳内変換されてしまうのです。
つい先日もありました。勝手に脳内変換されてしまう事件。「丘陵地帯」です。どうしても、どうしても、頭の中で「きょうりゅう」と変換されてしまいます。。。
リハでもバッチリ「きょうりゅう」と読んでしまい大変恥ずかしかったです。生放送でなくて良かった、、、
本番、間違えないようにするために大切なのはメモ!
読み仮名をふれば良い話しなのですが、丘陵に関してはどうしてもダメなんです。なにせ振り仮名も、間違ってわざわざ「きょうりゅう」と書いている始末。。。慌ててけして書き直すも、スペースがもう残っていない!
むしろ、3歳の息子の恐竜好きな姿が思い出され、トリケラトプスとか、ミクロラプトルとか、どんどん恐竜が思い出されてどうにも消えない!完全に混乱している私の脳内。
そこで強硬手段!!数字の「9」を書いてみました。
しかしなんだかわかりにくい。
さらに、英語の「Q」.を書き加えました。
けれども、他の文章もどんどん変更があって原稿がぐちゃぐちゃに。。。
もうそこで最終手段。
丘陵を
「給料」に書き換えて対応しました。。。
給料なら迷わず読めたので。。。
これはあくまで応急処置です。その場ですぐに対応しなくてはいけない時に!(もちろん思い浮かべているのは、山です!お金ではありません!→なのにどうしても、きょ。が口から出てしまう場合のお話です)
お恥ずかしい話です。少し言い訳をしますと、この時、いつもより多い量の原稿を読んだあとで、少し体力的に疲れていた上、空腹でした。そんな時は、こういう問題が浮上しやすいです。体力も必要ですね!
ナレーションは、スポーツのようだと思うことがあります。頭で分かっていても体が動かない!
ここまで恥を晒したら、きっと丘陵はもう二度と間違えないでしょう。。。収録を乗り越えるコツ、皆さんも色々お待ちだと思います。また思いついたらお伝えします。