人と動物が共生できる優しい社会へ くまざきゆか@岐阜市

岐阜県岐阜市出身。シングルマザー。県立岐阜北高校、長野県短期大学(現県立長野大学)卒業。WEBディレクター歴20年。現在はフリーランスとしてディレクション業務や広報業務を請け負う傍ら、人と動物の共生社会を目指して、動物系NPO法人スタッフや岐阜市地域猫の会の立上げなどを行う。

人と動物が共生できる優しい社会へ くまざきゆか@岐阜市

岐阜県岐阜市出身。シングルマザー。県立岐阜北高校、長野県短期大学(現県立長野大学)卒業。WEBディレクター歴20年。現在はフリーランスとしてディレクション業務や広報業務を請け負う傍ら、人と動物の共生社会を目指して、動物系NPO法人スタッフや岐阜市地域猫の会の立上げなどを行う。

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殺処分数の減少から見える成果と、岐阜市の先進的な取り組み

前回は、2020年の改正とその成果を振りをお話しをしました。 動物福祉への関心が全国的に高まる中、2020年の動物愛護管理法の改正は、その動きをさらに後押ししました。 この改正をきっかけに、殺処分数が減少するなど、動物福祉の面で大きな成果が生まれていますが、この成果は法律だけで実現したものではありません。地方自治体や地域の団体が、それぞれの現場で地道に進めてきた取り組みが、大きな役割を果たしています。 私の住む岐阜市では、2020年の法改正よりも前から動物福祉に力を入れてき

    • ***2025年動物愛護管理法改正で何が変わる?***(1)2020年改正が作り出した社会の変化

      こんにちは。私は動物福祉を中心に、共生社会の実現を目指して活動しています。 なぜ、私がこの話を皆さんにお伝えするのか。 それは、動物福祉を通じて命を守り、地域の絆を取り戻し、人と動物が共に安心して暮らせる社会を作りたいと強く願っているからです。そして、それを実現するには、私一人だけではなく、皆さんの理解と力が必要だと感じているからです。 動物福祉は、ただ動物を守るだけのことではありません。 動物と人間が共に生き、支え合う社会を作るための大切な考え方です。 動物虐待や適切な

      • おたがいさまという気持ちにも限界がある話

        おたがいさまという言葉は、日本人の謙虚さを表している言葉のひとつですね。 相手が何か至らぬ点を謝罪してきたとき、自分も同じ、気になさらないでください。という平和を愛する日本人らしい言葉で、私はこの言葉が好きです。 日曜の静かな朝を脅かすものは さて、タイトルから感じられるように、今日の私はちょっと腹が立っているというか、失望している。 我が家は市内の中心地にあり、飲食店街などの賑わいのある場所からすぐの住宅地とオフィスビルが混在している場所にある。 日曜日は休日は、オ

        • 生きていることは、当たり前ではない。

          人と動物が共生できる社会には、当然だけど犬猫の殺処分という言葉はない。 犬猫が好きなのは分かる、でもなぜそこまでやるの?できるの?と聞かれたことがあるが、逆になぜやらない?と言い返したい。 過酷な外の環境で成長できる子猫は半分もいない。今日は4ヶ月の子猫が虹の橋を渡った。いまの時期は子猫の出産シーズン。今シーズン保護中の子猫と里親さんが見つかった子猫を合わせると31匹のお世話をしている。 31匹の中で亡くなった子は7匹、25%の子が亡くなっている。みな、生まれて先天性の何か