見出し画像

10月13日(日)

【 招きの御言葉 】
 主に望みをおく人は新たな力を得
 鷲のように翼を張って上る。
 走っても弱ることなく、
 歩いても疲れない。
                           イザヤ書40章31節


      
<今日の礼拝説教「復活の初穂」の中心聖句>
 
 アダムによってすべての人が死ぬことになったように、
 キリストによってすべての人が生かされることになるのです。

       コリントの信徒への手紙一 15章22節


10月の第二主日は、毎年「神学校日、伝道献身者奨励日」と「世界宣教の日」として礼拝を守っています。
教会から伝道献身者を神学校に送り出すことで、今までは教会に伝道者が派遣されてきました。近年、教会が無牧師になるとなかなか次の牧師を招くことができない教会が増えています。無牧師の教会は、代務者が立てられて教会の運営が継続されます。またその教会の礼拝が続けられるように祈りつつ地域の教会が支えていきます。
神さまの福音を宣べ伝える伝道者が起こされることが、教会の働きの一つです。神学校日の礼拝によって、教会の一人一人がみな伝道者とされるよう聖霊の働きを祈ります。

10月31日は、宗教改革記念日です。ローマ・カトリック教会の出した「贖宥状(しょくゆうじょう=16世紀のカトリック教会が信徒に与える一時的な罪の免除証として販売した)」をきっかけに修道士であったマルティン・ルターが、ヴィッテンベルクの城教会の扉に「95か条の提題」を張り出したことがきっかけとなりました。
宗教改革運動は、ドイツ、フランス、イングランド、スイスなどに広まりました。これによってプロテスタント教会が誕生しました。



宗教改革の三大原理は①信仰のみ ②聖書のみ ③万人祭司です。わたしたちが救われるのは、イエスさまをキリストと信じる信仰によるとしています。



秋祭りのシーズンで、泉南地域は「だんじり祭り」でにぎわいました。だんじりのコースにあたる教会への道は、交通規制がかけられていました。車で教会に来られる方は迂回してこられました。今年はお天気が良く、大人に混じって子供たちも地域の法被(はっぴ)にはちまき、足袋をはき、家族で楽しそうに過ごしている姿が目にとまりました。



今週はまだ暑さが残っていますが、いよいよ秋が深まってまいりました。今朝クマ出没のニュースがありました。今年はどんぐりが不作で、クマが里に下りてきて、食べ物をあさるようです。いろいろな面で厳しい一年です。

10月6日・礼拝説教要約
説教「死者の復活」 濱田美惠子牧師
   コリントの信徒への手紙一15章12-19節
             
 キリストはわたしたちの罪のために死んで、復活したとパウロは宣べ伝えている。ところがコリント教会の中に「死者の復活などはない」と言っている人があった。パウロは、彼らの言うように、もし死者が復活しないのなら、パウロの宣教は無駄であるばかりでなく、偽証人とみなされ、キリストも復活しなかったはずだと語った。
 キリスト者にとって死者の復活を信じる信仰は、この世にあって死に向かって生きるすべての人の中で希望に生きることである。洗礼はわたしたちの罪が赦され、主イエスの死と復活に与ることである。また聖餐は、永遠の命に生きることを確かなものとする神の国の宴である。

次週の主日礼拝
10月20日(日)午前10時15分
説教『もし復活がなければ』 濱田美惠子牧師
聖書:コリントの信徒への手紙一15章29~34節
讃美歌:29、206、111、575、27
交読:詩編104編1-9節