中国で乗車拒否されたらどうすれば良いのかってお話
最近、Xで日本人という理由でタクシーの乗車拒否にあったという投稿が話題になりました。
では在中国日本人はいつも人種偏見に怯えながら暮らしているのでしょうか・・・
そんなことはありません。
私は2009年に初めて中国を訪れてから、2015年まで年間100日ほどを中国で過ごし、その後は2024年までずっと中国に住んでいます。
この長い間、私は日本人であることで直接的な差別を受けたことはありません。もちろん、タクシーの乗車拒否なども経験したことはありません。
ただし、先日の note で書いた通り、不動産を借りる際に「外国人不可」と言われたことはあります。
また自分が日本人であるからってわけではありませんが、普通に不愉快な思いは毎日しています。
地下鉄とかバスに乗るだけでもストレス感じます。
それはさておき、外国人だからという理由で理不尽だなと思う扱いをうけることはよくあります。
でも大切なことなので繰り返しますが、日本人であることが理由で特別嫌な思いをしたことはありません。
とはいえ、中国には確かに日本人に対して複雑な感情を持つ人々もいます。
特に、東北三省の人々は日本の歴史的背景から複雑な感情を持つことが多いと言われます。
日本の満州統治を許せないと思う層がいるのは理解できます。
でもそれと同時に残留孤児を憐れに思い世話してくれた中国人がいるのも事実です。
もちろん世話されずに亡くなった子どもや、当時迫害されて亡くなった人もいるでしょう。でも助けられた人もいます。
そのことを考えると、憎しみも愛情も結局は個人の問題とも言えそうです。
そうはいっても、人々が国籍や人種に基づいて判断することは現実に存在します。
これは中国に限った話ではなく、世界中どこにでもあることです。
ですから、もし中国で人種差別に遭遇したら、それを個人の問題として対処するのが最も無難です。
別のタクシーを拾う、他の店を探すなど、気にせず次に行こうとスルーするのが良さそうです。
それと同時に自分自身が特定の国の人々全体を否定するような偏見を持たないようにしないとと思ってます。
もちろん、人間関係では好き嫌いが出るのは自然なことだと思っています。とはいえ、個々の問題を全体の問題にすり替えてはならないと思ってます。
ただそうは思っていても、○○人め!クソ〜って気持ちがわいてくることもあります。
それで、マイナスの感情に支配されて行動しそうになった時、衝動的に行動しないように気をつけたいです。
どんな反応をするにしても、衝動や激情にながされるまま行動するのは危険だと思います・・・。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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