YouTuber・PewDiePieさんの日本レビューを見て、自分が中国で暮らす理由を考えてみたお話
この方、世界トップクラスのYouTuber・PewDiePie(ピューディパイ)さん。日本へ移住してきて1年がたち、日本に関するレビュー動画を公開しました。
日本には至る所に三角コーンがあるとか、言われるまで気がつかなかったなと思いました。確かに立ち入りを禁止したり、人の導線を作るのに三角コーンは便利に違いないです。でも景観を損ねているのは事実です。
そして、動画の後半で日本には意味のわからないルールが多いとも指摘しています。単にルールが多いのではなくて、意味がわからないところが重要かなと思います。
コロナの関係で分娩室に二時間しか入れないとルール、確かに意味がわかりません。どうして二時間なら立ち入っても良いのか、もしいろいろあって時間が延びたらどうなるのか、日本人のわたしが考えても理解できません。
ルールを守らないと社会的生活に支障がでるので、意味がわからなくてもとりあえずは守るというのが、日本人的な発想なのかもしれません。
理由やルールができた経緯などについて考える人は少ないように思います。昔から決まってるのが大好きな国民性なのかな。確かコレってビールの広告でしたっけ。男ならサッポロ黒ラベルなのもルールなのでしょうか?
それはさておき、意味のわからないルールに加えて、日本には、明文化されていないルールも沢山あります。先日、Twitterにも書いたのですが、福岡のバス停でバスを待つ人が作る列なんてその例です。
なぜか人々は規則的に並んでバスを待ちます。でもこの列、別にバスの路線ごとに並んでいるわけではありません。適当に並んでいるだけです。ですから、目当てのバスがくると人々は列を崩し、バスへ乗り込みます。
だったら適当に立っていれば良いのにと思いますが、皆さんはそうは思わないようです。
最初、ルールがわからなくて列に並んでいる人に「〇〇番のバスに乗りたいのですが、どこに並べば良いのでしょう」と聞くと、「わたしにもわからないですね」と答えられました。
理由もなく、また理由を考えない。でもみんな列を作ってるので、自分も列を作るってちょっと怖いと思いました。でも、自分もなんとなく列に並びましたけどね。
もちろんルールは必要です。多種多様な人がいる中で、地域のある程度の秩序を守るために、そして大多数の人が安心を感じつつ、安全に暮らすためにルールは必要でしょう。
ですから、ルールを作って、それを守ることに賛成です。でも、ルールが多すぎたり、考えが足りないルールのために、生活が窮屈になったり、楽しいって気持ちが損なわれるのは残念だと思います。
PewDiePie(ピューディパイ)さんは、苦言も言いましたが、日本の素晴らしい環境を楽しんでいると話していました。ふとしたときに感じる美しさや、驚きに溢れています。そういうメリットと感じる面倒くささを天秤にかけて、自分の暮らす場所を自分で選べるのは素敵ですし、贅沢なことです。
さてさて、中国だって意味不明なルールや理不尽に溢れています。むしろ時と場合に寄っては日本なんて目じゃないレベルの不自由を感じます。そもそも、youtubeだって、中国では見てはいけません。
さらに、訳のわからない理由で物事が禁止されたり許可されたりします。そして意見を言う自由もなかったりします。
じゃあ、どうして中国で暮らしているのと言われると難しいのですが、恐らくわたしの場合、ここで知り合った友人たちが好きだからなのでしょう。
また、外国人として暮らしていると不自由ではあっても窮屈さは感じません。また、誰からか生き方や感じ方を強制されるようなこともありません。
そんな開放感が好きで、ここに留まってるのだと思います。でも、中国じゃなくても、別の国でも同じ感想になったような気もします。
できれば日本でも外国人のようににひと目を気にせず自由に伸び伸びと暮らせれば良いのでしょうが、外国人であるPewDiePie(ピューディパイ)さんの日本レビューを見る限り、今のところはまだ無理かなと思います。
さて、今日はこれから家探しに行ってきます。友人が同行してくれて案内してくれると言うので楽しみです。新しい環境を試すって毎回ワクワクします。
ただ、中国の不動産屋さん・・・アレなんで期待はできないです。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。