中国で引越ししたらコスパの良さにむしろ不安になった話
昨日、引越ししました。
あと、少しの衣類と掃除道具は残していますが、それは明日の午後搬出予定です。大家さんにも明日にはお部屋をお返しできると思います。
さて、今回は货拉拉という中国の引越しサービスを使いました。
中型トラック1台に、作業員二人、移動距離は約7キロで、お値段はなんと760元(約1万5000円)ほどでした。
この作業員の方がとっても働き者で、あっという間に運び出しトラックに積み込みが終了。お部屋への搬入もスムーズでとっても驚きました。
そして、荷物を自分で運ぶ必要が全くなかったので、本当に助かりました。
これだけのこともしていただいて、760元なんて・・・なんだか申し訳なく思いました。少しのお礼をと思い申し出ると、規定の料金しか貰わないことになってると言います。
なんだか中国っぽくないなと思いましたが、お礼だけ言ってお別れしました。(もしかしたら、何度かやり取りするのが様式美だったのかもしれませんが・・・)
さて、それはさておき中国で暮らしていて思うのが人件費の安さです。
ここでは、身体を使う仕事の人件費が驚くほど安いです。
つまり、運送業や手作業、さらにはショップ店員など、健康であればだれでもできる仕事の給料が驚くほど安いのです。
もちろん、この20年で彼らの人件費は向上しています。
それでも、マクドナルドなどのアルバイトの給料は、深圳市のような生活費がバグっているところでも20元程度です。
今の東京で暮らすアルバイターの時給が400円というのを想像してみてください。その金額では絶対に暮らせませんよね。
でも、それがまかり通っているのが中国です。
もちろん、自分だってこの格差を利用して暮らしています。加えて、社会を良くしようとか、不公平を是正しようとか、そういう意図もありません。
ただ、こういう状況があるってことです。そしてこの状況は今後どのように変化していくのかなと思ったりもしました。
わたしの友人には超がつく富裕層もいれば、中間層も、さらには慎ましい暮らしでなんとかしている人もいます。
そして、わたしも経済的には恵まれているとは言えず、計画的に行動することが求められます。
いろいろな立場にいる人が、同じく社会の渦に巻き込まれていこうとする中、自分も含めて人々がどのようにに行動し、対応していくのかに興味があります。
その様子をもう少し、中国で見つめたいと思っています。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!