中国版Windows搭載のPCに日本版Windowsをインストールする方法
先日、Dellのノートパソコンを買ったお話しを書きました。
Inspiron 13 5320さてこのPCには中国版Windows11がインストールされています。
中国版Windowsとは、OSに使う言語が中国語だけに限ることで、お安く提供しますというものです。通常版のWindowsはMacと同様にマルチ言語対応なんですね。
しかし検索してみると、OSの機能を削ったのでお安くしておきました・・・なんて単純なお話しでもなさそうです。
こちらの記事には次のような記載がありました。
ノーマルバージョンより多くの管理オプションが含まれる・・・
なんだかとっても気持ちが悪いコメントを見つけてしまい、気になって仕方がありません。
Twitterで、中国版Windowswクリーンインストールする方法を聞きますと、すぐに返信がありました。
確かにこれは簡単そうです。ネットを検索してみても、この方法でサクッと日本語版Windowsに変更している方が多数います。楽勝だと思っていました。この時は・・・
インストールディスクを作り起動するまでは簡単
Microsoftのサイトより、インストールディスクを作るツールをダウンロードし、OSを更新する予定のPCでディスクを作成します。
USBメモリさえ準備できていれば、あっという間にインストールディスクを作成できます。
そしてDellの場合、起動ボタンを押した後「F12」をポチポチしているとBIOSが起動し、起動ディスクを選べます。もちろんUSBメモリを起動ディスクに選びます。
すぐにインストールをしますか?という画面になりますので、言われるままにインストールしていきます。
インストール先ドライブが見つからない
OSをインストールする先のドライブを選びたいのですが、一覧にまったくディスクが見当たりません。更新したりしても変化はありませんし、ドライバーもどうやら起動ディスクに入っていないようです。
ここで検索してみると、まぁ~いろんな解決方法がでてきます。
しかしBIOSではドライブが見えていて、インストールディスクから起動するとドライブが見えないということは、ドライバーに問題があるのか、インストールされていないのかが理由と思います。
ドライバーをインストールディスクに仕込んでおく
どうやらWindowsのインストールディスクに問題があるようです。調べて見ると「インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー用ドライバー」が正しく組み込まれていないと、ドライブが見えないようです。
こういったドライバーは前もって、ダウンロードしておいて「展開」しておく必要があります。
つまり、ドライバーはexeファイルです。これを実行すると「インストール」するか「展開」するかと聞いてきますので「展開」を選ぶのが正解です。
そして「展開」したファイルをUSBインストールディスクに保管しておけば、準備完了です。ドライブを指定する時に、ドライバーを組み込むことができますので、そこで必要なドライバーをインストールしてしまいましょう。
こうすることで、問題を解決できます。
無線LANドライバーも必要になるかも
ちなみに、わたしの端末の場合、無線LANも認識しませんでした。
Windows11 home より、インストール時にネット接続が必須になりましたので、ネットにつながらないと、インストール中ににっちもさっちもいかなくなります。それで、前もってドライバーを同じくインストールしておきましょう。
こちらからダウンロードできます。
◇◇◇
さて、いろいろありましたが無事に日本版Windows11がインストールできました。そしてわたしのWindows機への満足度はというと、最悪です。
確かに安くはあります。M1 MacBookAir と比較すると、2000元くらい安かったです。でもWindowsにこだわりがないなら MacBook Air をおすすめします。
わたしはMac mini をメインに、そしてサブにIntel版のMacBook Pro を使っていますが、同じような作業なら圧倒的にMacが快適です。
今回のDellのノートパソコン(Inspiron 13 5320)は、第12世代インテルCore i5-1240P搭載で、メモリも16GBなのに・・・基本的にモッサリです。フォルダを開く時にもたつくありさまです。
もちろんすべてのWindows機が同じだとは思いません。以前所有していたLenovo ThinkPad X270 はストレスフリーの良い機材でした。
ですから、今回は外れをひいたのだと思い、道具と割り切って使いたいと思います。
決してニセモノをつかまされたとか、こっそりと裏で何かの作業を行って、わたしの情報をどっかのサーバーに送ったりしてるわけではないですよね・・・
そんな訳ないですよね・・・
今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。