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中国で日本語教師をするわたしのEDCをご紹介します。

中国で暮らすうえで、考えたいのが EDC です。

EDC とは、Every Day Carry の略で、毎日持ち歩くもののことです。

自家用車で通勤する人は、荷物が多少多くても気にならないかもしれませんが、わたしは電動自転車か徒歩、またはバス。バスや地下鉄が使えない場合はタクシーを利用する毎日。荷物が多いと、それだけ体にかかる負担も大きくなり、疲れ切ってしまいます。

それで、どうにかして荷物を減らすことができないかをいつも考えてます。加えて、日本語教師と言う仕事柄、教科書や教材を持ち歩きます。これが書籍や紙ですととっても重たいんです。

以前はリュックを使っていたのですが、すべての重量を確認すると10キロを越えていて、荷物を担ぐにもよっこいしょとかけ声がいる始末でした。

それで、そこから抜け出そうと模索して、今では4キロくらいまで削減できたのでとっても楽になりました。まさに誰得の内容ですが、今日はわたしのEDCをご紹介します。思い順番に説明しますね。

1)iPadPro11 と ロジクール Combo Touch

教科書も動画も音声もすべてiPadPro11で管理しています。マンツーマンで授業するときは、板書がメインですのでiPadProは自分用の教科書がわりになります。

大学などの講堂で授業をする場合は、iPadの画面をスクリーンに映しだして授業しています。板書も基本的にはiPadの画面にApplePencilをつかっておこないます。

最近、気がついたのですがスピリットビューでGoodNotes とファイルアプリを開くと、学生にはGoodNotesの画面しか見えません。それで音声を再生しながら準備したPDFのみを学生に見せることができスマートです。

ただ講堂の設備がどうなっているのかわからないので、USB-CをHDMIやVGAに変換する端子を持ち歩いてます。これが必要なくなるともっと身軽になれますね。

またiPadのカバーにロジクールのComboTouchを使ってます。

外出先でiPadを使い長文をタイプすることは、ほとんどないので別のカバーに変えたいのですが、見た目がカッコ良いことと、キーボードは使わなくてもTouchpadはよく使うので、使い続けてます。

わたしが使っているのは英字配列のものですが、もちろん日本語入力に問題はありません。(ただ、最初に購入したのは不良品で、あんまりまともに使えませんでしたけど)

それとバナー画像にはMacBookProが写ってますが、これは会社の引き出しにしまってますので持ち歩いていません。外出先ではiPhoneとiPadで仕事を済ませますし、自宅に帰ればMacMiniがありますので、それを使ってます。

2)Anker 733 Power Bank(モバイルバッテリー兼充電器)

この充電器、とっても重いです。でもコレがあれば、中国で路頭に迷うことはないと思います。中国ではスマホのバッテリーが切れると、そこで試合終了です。身動きが取れなくなります。

例えば、公共交通機関を利用する際に、48時間以内の陰性証明をスマホに表示させなければなりません。それで現金を持っていても、移動手段を奪われることになります。

この充電器の利点は、スマホやiPadを充電しながら、内蔵されているバッテリーにも充電できるところです。わたしのように、うっかり癖のある人、使ったモノを元ある場所に戻すことができない人のために作られたような製品です。

お高くて重たいですが、唯一無二の存在と思ってます。

3)mont-bellのエアライトナイロン トレッキングアンブレラ

たったの126グラムの傘です。

強度は弱く、突風などには耐えられませんが、ちょっとした移動なら十分に使えます。広東省は南方ですので、たまに土砂降りになったりします。その時は、諦めて雨宿りするか、タクシーを呼びますので、しっかりとした傘は必要ありません。

むしろいつ降るかわからない雨のために、超軽量の傘を持ち歩くほうがよいと思います。最近では無印の傘もとっても小さく、そしてお値段もかなりお値打ちなので、この傘が壊れたら次は無印の傘にするつもりです。

4)ガジェットポーチをふたつ

ガジェットポーチといっても、ただの袋です。

ひとつめの袋には充電につかうケーブルや、もしもの時のためのUSBメモリとSSDを入れています。SSDには教科書や教材データがすべて入ってます。もしiPadがトラブってもデータを持っていれば安心です。

日本にいるときはDropBoxを使ってましたのでSSDなどを持ち歩く必要はありませんでしたが、中国ではVPNなどを使わないとDropBoxにログインできませんので、仕方ないです。

さらに基本的に使わないボールペンと、折りたたみのスマホスタンド、そしてiPadやiPhoneをHDMIやVGAに変換するケーブルも一緒にいれてあります。

もうひとつのポーチには、ティッシュやウェットシート、頭痛薬などの薬、そしてメガネ拭き、のど飴が入ってます。

わたしの喉はまさに教師向き、大きな声で3時間くらい話し続けても耐えられますが、それでも無理は禁物です。龍角散ダイレクトや龍角散のど飴も持参しています。

5)パスポートと財布・鍵

残りは細々としたモノ。例えばパスワードと滅多に使わないお財布、そして自宅の鍵を持ち歩いています。

日常使いのカバンはひとつしかもってないので、それにパスポートも財布も鍵も入れっぱなしです。カバンはTIMBUK2というメーカーを愛用しているのですが、日本からはどうやら撤退したようですね。Amazonで異常な値段で売られてます。

中国では400元(8000円)程度で売られていますし、アメリカからも発送してくれるので、3万円とかだして買うモノではないですよ。消耗品ですし。

そうそうこれ以外にもiPhoneとAirPodsProも持ち歩いています。となるとまだまだ荷物を減らす余地がありそうです。

さて、それはさておき・・・

もしあなたが広東省でカーキか白のチノパンに、紺のTシャツかパーカーを着て、青いTIMBUK2を持っている小太りのオッサンを見つけたとしたら、それはわたしです。

そのときは声をかけてくださいね。ご飯は一緒に食べないにしても、お茶くらいは飲みたいです。そして・・・荷物を減らすと負担が減りますし、ミスも減らすことができますのでお勧めですよ。ぜひお試しください。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。



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くまてつさん@中国|日本語教師
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