中国人とフランス人の引越を手伝って気づいた「今使うモノしか持たない暮らし」のメリット
今週は親しい友人の引越を手伝ってきました。
日曜日はわたしの中国語の先生の、そして昨日はフランス人の引っ越しでした。
中国語先生の荷物はとっても少なくて、30分で搬出が完了し、新居への運び込みも30分程度で終了しました。フランス人の友人は同じ家に長く住んでいたこともあり荷物は多めでしたが、それでも1時間程度で搬出、そして同じく1時間で搬入が完了しました。
いずれにしても搬出に1時間しかかからないというのは、引越のために苦労している自分からすると奇跡的です。もちろん彼女たちが家具付きの家を借りていることが大きく影響していると思います。しかし、家具がないことを考慮しても、彼女たちの荷物は決して多くはありません。
中国語の先生に、荷物が少ないですねと言うと、自分ではこれでも荷物が多くて恥ずかしく思っていること。そして、できる限り「今、使っているモノ」だけを所有するように気をつけていると教えてくれました。
つまり、スペースをとる不必要なストックや、いつか使うかもしれない何かを所有しないそうです。結果としてスッキリとした暮らしを実現しています。
中国都市部での究極の節約術
「今使っているモノしか持たない」というライフスタイルは家賃の高い中国において究極の節約術と言えます。なぜなら、この街で最も高いのは空間にかかる費用だからです。
スペースに多くのコストがかかることを考えると、すぐに必要のないモノを保管する余裕などありません。さらに、引っ越しの身軽さを考えると今使っているモノしか持たないことにメリットしかありません。
物流の発展が生活をシンプルにする助けに
さらに、日本ほどではありませんが、中国も物流は発達しています。スマホやパソコンで使うケーブルなどは注文から24時間以内で配達されます。また日用品であれば1時間以内に自宅まで配達される時代です。
そう考えると、必要になるかもという予測に基づいてストックを準備するのは合理的ではありません。
しかし、"持たない暮らし" は、現在持っているストックや、余分なアイテムを処分することを意味します。
ストックであれば使い切れば良いだけですが、アイテムとなるとそう簡単にはいきません。わたしの部屋には大量のケーブルが整理された状態で保管されていますし、使ってないガジェットも沢山あります。
まだ使えるモノを、今使ってないという理由だけで処分するのは心がちょっと痛みます。しかし、ミニマルへの挑戦なんて note を書いている私ですから、まずは実践してみようと思います。
ミニマルへの挑戦は続く
中国は明日から8連休です。わたしもゆっくりと時間が取れる予定です。そこで、引き出しの中身やクローゼットに片付けてある電子系ガジェットの処分に取り組んでみようと思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
では、また明日〜