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中国で入院したらどうなる?病院のリアル事情と文化の違い
X(旧Twitter)で中国の病院について話題になっていました。
もちろん、日本でも完璧な医療は存在しませんが、自分がもし入院することになったら、中国はちょっと厳しいなと感じます。
特に内臓系の病気で入院した場合、回復するどころか一気に悪化しそうな気がします。
その一番の理由は、食事を自分で準備しなければならないことです。
中国の病院では、入院患者の食事は基本的に提供されません。
特別な食事制限があったとしても、それに対応した食事を病院側が用意してくれるわけではなく、自分で準備する必要があります。
助けてくれる家族や友人がいなければ、どうすればいいのでしょう?
おそらく、お金を払って誰かに頼めば解決するとは思いますが、体調が悪くて入院しているのに、自分の食事の手配までしなければならないとなると、治る病気も治らないのではと不安になります。
とはいえ、これはデメリットばかりではありません。
例えば、骨折で入院した友人は「普段妻から禁止されているバーガーキング食べ放題だ!」と喜んでいました。
病院の食事がないからこそ、自分の好きなものを食べられるというメリットもあるようです。
看護師さんの対応についても、日本とは大きな違いを感じます。
医療行為に関するお世話はしてくれますが、回復に伴う身の回りの世話は基本的に行いません。
日本では看護師が「白衣の天使」と言われることもありますが、中国でそのように感じたことは正直ありません。
もう少し優しさがあってもいいのではと思うものの、中国では「他人から優しくされることを期待しない」という文化があるように感じます。
そう考えると、今の距離感がむしろちょうどいいのかもしれません。
さてさて、もし自分が入院することになったら、感染症などの問題がない限り、すぐに飛行機に乗って日本へ帰るつもりです。
その方が安心して治療を受けられる気がします。
それにしても、中国の病院はいつも大混雑しています。
これは単に病人が多いからではなく、入院患者の家族が大勢付き添っているためです。
友人が入院したときも、夫に加えて二人の子ども、さらに夫の弟夫婦まで付き添いに来ていました。
小さなベッドの周りに大人5人が腰掛けている光景は、正直「落ち着かないだろうな」と思いましたが、本人はとても嬉しそうでした。
これもまた、一つの家族の形であり、ケアのあり方なのかもしれません。
日本と中国は隣同士の国ですが、こうした違いを目の当たりにすると、改めて文化の違いを感じます。
違いが面白ければ良いのですが、病院に関して言うと・・・ちょっと恐ろしいです。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
また明日〜
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