中国で増える高級自転車ショップ、趣味として根付く日は来るのか?
午前中、街をブラブラしていると見たことがない自転車メーカーの看板を見かけたので見学させてもらいました。
メインの製品はロードバイクで、メーカー名はよくわかりません。でもコンポはフル105ですので、初級者向けではありません。
お値段は1万元から2万元です。20万から40万円くらいですので、まぁそうかなって感じでした。
お店には、他にもDAHONやブロンプトンもどきがありました。加えてTREKの中古車(7万元)などもあり、庶民向けなのか、それともお金持ち向けのラインナップなのかわからないな〜って雰囲気でした。
そういえば、我が家の近くには日本の陶芸家の作品を集めたお店などもあり、どうやって採算をとっているのかわからないお店が増えています。
中国人たちは「お金持ちの道楽だよ。自分のコレクションを自慢したり、友人とコーヒーを飲む場所を作りたいんでしょ」と言います。
もしそうなら、日本のバブル末期、そして失われた30年が始まったころの日本と似ています。
わたしが若かったころ、お金持ちが無駄にお金をかけたお店とかスペースが流行ったものです。
では、そういうお店はどうなってしまったのでしょう。
そのほとんどが廃業しました。
では、中国のお店はどうなるでしょう。
こちらもきっとそのうち廃業してしまうと思います。道楽で店舗運営が続けられるほど世の中甘くはありませんし、そもそもほとんどのお店が1年ほどで閉店してしまいます。
とはいえ、不景気だ〜って誰もがいう中国で、まだ高級自転車のお店がオープンできるというのは興味深いです。
これがGIANTとかTREKなど、有名メーカーならわかるんです。聞いたこともない中華メーカーが高級路線で勝負するというのは興味深いです。
ただ、最近中国人の間で自転車が少しずつ流行しているのは感じます。
ロードバイクにピチピチのパンツをはいた人たちが、電動自転車と併走している様子をよく見かけます。
それで、もしかすると自転車が市民権を得て、ちょっとお金は掛かるけど、誰もが楽しむ娯楽になる可能性もあります。
そうなったら、嬉しいのですが・・・
個人的には、もうすこし道路を整備して欲しいと言うのが本音です。道がでこぼこしてるし、歩道が突然なくなったりするのはマジで危ないです。
はい
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜