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中国で謝っても死なないデリバリーの方に会った話

妻もわたしも基本的には電話にでません。

そもそもわたしは妻の電話番号すら知りませんし、わたしのスマホの連絡先の登録数はゼロです。

知人や友人は微信(WeChat)で連絡してきますし、お役所や銀行関係はショートメールで通知を送ってくれます。

それで、電話にでる理由がないのです。

しかし、先日の note で書いたとおり、デリバリーの方やお店がトラブったときに、わたしに連絡が取れずトラブルになるということはあり得ます。

さて、昨日のことです。

妻はデリバリーで明治のアイスクリームを注文しました。

そして、到着。

配達の方が、何かを一生懸命に説明しています。

要約すると「明治のアイスクリームは品切れになった」「電話したけどつながらなかった」「とりあえず別のアイスクリームを持ってきた」とのことです。

これって、先日わたしが直面した状況とまったく同じです。

しかし、対応はまったく違いました。

デリバリーの方は「わたしが選んだアイスを気に入らないなら、持って帰るから気にしないで」と言います。

そして「あなたの注文していたアイスが欠品でゴメンね」と言ったのです。

そうです!

なんと、そのデリバリーの方は、自分のミスでもないのに謝罪したのです。

妻に、どう対応したのと聞くと「デリバリーの人が選んだアイスは好きじゃないから持って帰ってもらった」と言います。

デリバリーの人も「わかった〜。また注文してね〜」と嫌な顔をすることもなく帰ったそうです。

わたしは中国の方は謝ったら死ぬ病だと思っていましたが、そうでもなかったようです。

この病気のワクチンのようなものがあるのでしょうか?

ここからは推測ですが、デリバリーの方は時間までに配達しないとペナルティーがあるけれど、顧客が受け取り拒否をした場合はペナルティーがないのではないかと。

それで、妻が受け取り拒否をしても、ムキになることもなく「オッケーオッケー」と引き返していったのではと思います。

やはり仕組みは大事だなと。

従業員にとっても、企業にとってもストレスなく業務を続けられるシステムを作れば、従業員がイライラせずにすむだけではなくて、顧客も気持ちよく利用できるかもって思ったりしました。

本当に、そんなシステムになってるのかは知らんけど

妻氏はこの経験から、デリバリーは叮咚だわ〜カバのあれはダメだ〜なんて言ってます。

ホント、印象って大事です。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!

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くまてつさん@中国|日本語教師
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