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一年の計は元旦にあり?中国人と日本人である私の違い・・・

今日は元旦です。

みなさんは元旦に今年の目標とかを立てたりしますか?

友人や家族と今年こそは継続してみたいことや、挑戦してみたいことを話すのは楽しいものです。

でも、そんな話を中国人にすると首をかしげます。

そして彼らは春節に今年挑戦してみたいことをなどを話す習慣はないなと言います。

新しい1年が始まったことはお祝いするし、今年は結婚できると良いなとかは話すかもと言います。

でも、かしこまって今年の目標を言ってみようという雰囲気ではなく、世間話のようなノリで自分の願望を話す程度だそうです。

そうなると、日本と中国の文化は似てるけど、素麺とひやむぎくらいには違っているように思います。

さてさて、日本人は計画を立てるのが好きです。多分

僕も昔は計画を立てるのが好きでした。でも、今は大きな計画を立てるのをやめてしまいました。

理由は簡単・・・

計画通りにことが進まないし、計画を立てても行動できないからです。

夢を見るのは良いことですが、計画が挫折するという経験は精神衛生上良いことではありません。

それで、今は大きな夢を語ったり、それに向かって無理な計画を立てるのをやめてしまいました。

でも努力するのをやめたわけではありません。

短期的で、絶対にできそうな目標は立てます。

例えば、昨日から7日間の断酒をはじめました。

これは小さな目標です。

ちなみにわたしはコロナ期に酒をやめようと思い立ち13か月の間、1滴もアルコールを飲みませんでした。

ですから、たったの7日間、酒を飲まないというのは十分に達成可能な目標です。

断酒の目的は、来週の水曜日に血液検査をするからです。

そうなると、血液検査の結果が良ければ断酒は成功したと考える人もいるでしょう。

でも、実はそうではありません。

もっと大事なのは「断酒に成功した」ことです。

チャレンジに成功したという意識が、自分をさらに前向きにしてくれると思っているので、絶対に達成できそうな目標しか立てないのです。

そして、自信が強まり、能力が高くなると、絶対に達成できそうと思うハードルが自然に上がります。

その繰り返しこそ成長の鍵かなと思っています。

それで、今年の目標を掲げるとしたら、目標達成したという経験を積み重ねるってことになりそうです。

そんな話を中国人友人としたら「ちょっと何を言ってるのかわからん」という反応でした。

彼らは、自信のある奴は最初から自信があるし、そうでない奴は最初からチャレンジなどしないと言います。

もちろん生来の性格も関係していると思います。

でも性格って環境の影響を受けやすいし、遺伝的な特性がすべてを決めるわけでもありません。

可能性を信じろって言うほど甘い考えを持っているわけではありませんが、自信を身につけるくらいのことは努力しても良いんじゃないかなと思ってます。

むしろ、努力もせずに自信過剰な彼らを見ていると、単純なのものアリかもと思います。

羨ましいとは、まったく思いませんが・・・

そんなわけで、どんな訳かよくわかりませんが、一年の計は元旦にあるそうですから、良い目標を立ててみるのはいかがでしょうか?

そして、今年も楽しく過ごすことにいたしましょう。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日~

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くまてつさん@中国|日本語教師
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