謝ったら死んでしまうと思っている人、再び現る。
9月より教務主任が弊社に登場しました。
わたしは教務主任のような仕事をしていましたが、立場は「日本語主任」。中国人たちの反発を招かないように、注意して名称を選んだのが、はっきりわかりますね。「日本語主任」って「係長代理補佐」みたいな肩書きと同じ種類です。
それはさておき、今回わたしが作成した資料を読んだ教務主任の方が、意見があるとメッセージを送ってきました。内容は2022年高考の読解問題に関するものです。この問題は公開されていますので、ちょっとご紹介します。
さて、本文から明確に読み取れるのはA・B・Dが不正解だということです。そして正解のCは消去法以外では選択できません。なぜなら本文を読み込んでも、妻が熱心にククの世話をしたかどうかが判断できないからです。
本文には「妻が犬小屋を作った」とあります。もし犬小屋を作ってあげることが「熱心」であるのなら、正解はCとなります。
それで、わたしはこの問題は消去法のみで選べるが、問題としては出来が悪いとコメントを書きました。すると教務主任は次のようなコメントを書いてきました。
何を言いたいのか、さっぱりわかりません。それで説明を求めました。
これに対しての返信が・・・
つまり、わたしが最初に書いたコメントと同じ意見だと返信してきました。それで、わたしが最初に書いた通りですよね。なので・・・
このように返信しました。正直、もうどうでも良かったのですが、筋は通しておかないと、あとあと困ったことになりかねません。それに対する返信が・・・
「すみません、誤解を招きました。」
これが、教務主任の返信でした。
一瞬、だれが誤解していたのかわからなくなりました。これは私が誤解していたのか、それとも教務主任が誤解していたのか・・・
誤解を招く という言葉について、辞書を確認しました。
どうやら教務主任さまも、謝ったら死んでしまうと思っている病の患者だったようです。
「発言が誤解を招いたことをおわびします」という表現は、辞書による説明にもあるとおり「あなたが誤解したのだ」という責任のがれにも使われる謝罪方法です。
つまり、今回の問題は、誤解したわたしが悪いのであり、自分の側に責任はないと主任様はお感じのようです。
間違いをしたり、勘違いをしたときに、言い逃れしたくなる気持ち。とても良くわかります。でも人のせいにするのはどうかな・・・って思います。
大人げないわたしは「わたしは誤解していませんよ」と返信しましたが、24時間経過しても返信がありません。無視することで幕引きとするようです。まぁ、どうでもいいですが・・・
さて、今までに聞いた言い訳で、金メダルを受賞したのは「お前と俺の間にジェネレーションギャップがあるから仕方ない」でした。仕事しない理由、責任を果たさない理由が自分が若いからだそうです。参るわ。マジで。
それに比べれば「誤解を招いてすませんでした」はまだましかな・・・
いや、そんなことはないですね。
自分の勘違いに気づいたら「ごめんなさい」って言いましょう。できるなら「教えてくださりありがとうございます。」くらいは言えるようになりたいです。
まぁ、もしかすると「誤解を招いてすいませんでした」を「自分が誤解していてすいませんでした」の意味で使っている可能性もわずかにあります。でも、あなたは日本語教師で教務主任です。ぜひ日本語のお勉強を頑張ってください。
今日は、愚痴でした。すいません。
最後まで読んでくれてありがとう。また明日。
ちなみに1年前、同じタイトルで note を書いてました。
去年の出来事のほうが、理解しやすいな〜。配達時間を守らないとボスに怒られそうだし。つい嘘ついちゃうよね。