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深圳1LDKのマンションで暮らす日本語教師が在宅作業をするのに失ったモノ・そして手に入れたモノ
わたしは5年ほど書斎を使っていました。
しかし、今年9月の引っ越しをきっかけにプライベートスペースを完全に失ってしまいました。
その理由はシンプルです。家賃です・・・
深圳の家賃は非常に高く、立地を優先して家を選んだ結果、予算内で見つけた部屋は1LDKでした。
唯一の部屋はベッドルームとして使っているため、作業部屋を確保できなくなったのです。
幸い、リビングが広いので居心地自体は悪くありませんが、在宅で仕事をするわたしにとっては調整が必要でした。
特に日本語教師という仕事の性質上、授業を行うだけではなく、その準備や資料作成に多くの時間がかかります。
また、わたしは中国語で日本語を教えるスタイルなので、中国語学習も欠かせません。
半分オープンスペースのような環境で、誰にも邪魔されずに集中することは難しくなりましたが、今のところ何とかやりくりできています。
その理由は、あるモノを手放し、別のモノを取り入れたからです。
まず、手放したのは「広々とした作業環境」と「マルチモニター」です。
これまでわたしは、モニターを接続してスライド資料を作成するのが日常でした。
しかし、今はMacBookだけで作業を完結させることにしました。
最初は画面の切り替えで集中が途切れることもありましたが、紙やノートに設計図を書くことで作業を明確に分けるようにしたところ、効率よく作業を進められるようになりました。
次に、取り入れたのは「ノイズキャンセリングイヤホン」です。
わたしはAppleのAirPods Proを愛用しており、このイヤホンのおかげで外部音をコントロールし、作業への集中度を大きく高めることができました。
必要に応じて外部音取り込みモードとノイズキャンセリングモードを切り替えることで、環境に応じた快適な作業空間をつくり出せています。
これらの工夫を通じて、作業の効率をある程度キープしつつ、所有物を減らすこともできました。
以前は「マルチモニターがないと作業が進まない」と思い込んでいましたが、小さな変化が大きな効果を生むことを実感しました。
今後は、自宅にある効率化を目的としたガジェットを少しずつ整理し、本当に必要なモノだけに絞っていこうと思います。
効率を妨げている原因をしっかり見極めて、さらに快適な作業環境を目指していきたいです。
新しい環境に完全に慣れるにはまだ時間がかかりそうですが、深圳の高い家賃の中で満足のいく生活を送れていることに感謝しています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
また明日〜!
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