日中ゴールデンウィーク比較:振替休日と放假調休の謎
今日は5月6日です。
先ほど、日本のニュースを見ていたら、今日はゴールデンウィーク最終日だと言います。
つまり今日はこどもの日が日曜日だったので振替休日だったというわけです。
今年のゴールデンウィーク、日本の場合、4月27日土曜日から始まり5月6日までの10日間だったんですね。
もちろん途中3日間、出勤や通学が求められたと思いますが、3日休んで、3日働き、さらに4日休めるとなると清々しい気持ちになります。
本当に振替休日って最高です。
さて、中国のお話です。
中国の5月の連休は5月1日から5日までの5日間でした。日本では体験できない5連休なので、日本の皆さんは中国良いなと思われることでしょう。
しかし、中国には謎システム「放假调休」というものがあります。
見た感じで判断すると、日本と同じく振替休日って印象ですが、そうではありません。
放假调休とは土日の休みを移動させて、無理矢理連休を作るというヘンテコなシステムなのです。
例えば、今回の5連休の初日である5月1日はメーデーで国民の休日です。そして5月2日と3日はもともとはお休みではありません。
それで、本来のカレンダー通りに休みを設定すると、5月1日そして週末の5月4日と5日が休みとなります。
これではしっかり休めないだろうというお上のご親切で、5月2日と3日を休みにするのですが、その休みを前後の日曜日と土曜日の休みを振り返ることで作り出します。
つまり、この連休の前後の週末だった4月28日(日)と5月11日(土)を出勤日として、5連休を作り出したというわけです。
それで、今日から中国は6連勤となります。子どもたちも6日連続で投稿することになります。
なぜ連休を作り出すのに週末を調整しないといなけいのか理解に苦しみます。ほとんどの中国人も謎のシステムだというので、当たり前に運用されているルールですが、歓迎はされていないようです。
でも、休みはせめて5日ほどないと、帰省もままならないので、これはこれで良いという人もいて興味深いです。
とあるワーカーは出勤日により給料が支払われるので、休みがあんまり多いのもストレスになると話していました。
それは、時給で給料が支払われる私も同じで、ワーカーの方のおっしゃることは良く理解できます。
とはいえ、連休の前後に無慈悲な連勤があるとおもうと、ちょっとしんどいですね・・・
ただ、中国人に聞くと振替出勤日はみんなヤル気ないので、そんなに大変じゃないよっと言います。出勤はしないといけないけど、仕事はそんなに頑張らない。
やっぱり中国ユルいんだなと感心したりもしました。
さて、今日からわたしは今まで授業でお世話になっていたIT企業とは別に、日系企業で日本語の授業を担当することになりました。
これでなんとか食いつなぐことができそうです。
毎日がサバイバルですが、そんな状況も楽しんでいこうと思っております。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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