1500人民元の靴は無理と思っても、3万円の靴は良いんじゃないと思えてしまうお話
最近、どうしても手に入れたいものがあります。それは「on」というブランドの靴です。
現在、私は散歩を唯一の運動としており、今は「VivoBareFoot」のスニーカーを履いています。
しかし、ふくらはぎへの負担が大きく、もっと快適な靴が欲しくて Cloudmonsterが良いのではと思ってます。
厚底で足も少し長く見えそうですしね。
さて、このCloudmonster ですが、Amazonで18800円ですが、中国の専門店で購入しますと1490元でした。中国でのお値段は約3万円です。
日本で買うほうが断然にお得ですが、日本に戻る予定もありませんし、そもそも靴道楽のわたしは、靴に3万円を別になんとも思いません。
でも、日本円で3万円なら買うのに、中国で1500元を払うとなると、心にブレーキがかかってしまいます。
正直に言うと、UNIQLOの98元のTシャツだって買いたくありません。
98元なんて大金を、洋服に使いたくないという気持ちになってしまうのです。でも、日本にいるとき2000円のTシャツを買うとき、別に贅沢をしているという気持ちにはなりません。
どうやら、人民元に対する価値観と、日本円に対する価値観にズレが生じてしまっているようなのです。
しかし、すべての分野において人民元を高く評価しているわけではありません。
例えば、回転寿司にお話です。
今の家の近所にスシローがあります。1皿10元です。
妻と一緒にスシローに行くと、大抵200元〜250元くらいのお支払いになります。4000円~5000円のお支払いです。
日本にいたころ、ひとり2000円~2500円も食事に使うことはありませんでした。大抵800円とか900円くらいの定食で満足していましたし、回転寿司に行くにしても、二人で3000円くらいだったと思います。
考えてみたら、スシローて今ひと皿120円からですよね。中国の場合、10元は220円くらいですので、そもそも基準となるコストが違います。
それでも、中国でのスシローで5000円支払っても、安かったね良かったね、美味しかったねとなります。
日本なら半額なのにとは思わないのです。
ここが不思議です。
家賃に関しても同じ感覚です。
今の家は2DKで5500元です。約12万円です。
決して安いと思いませんが、とっても高いとも思いません。仕方ないと思っています。
もし実家の福岡でマンションを12万で借りたら、どんなお部屋になるのか調べて見たら目まいがしました。
日本は安すぎです。でも、中国で家を探すに当たり今の家賃を受け入れています。つまり、わたしの金銭感覚は日本円と中国元、そして日本での暮らしと中国での暮らしに振り回されて、混乱しきっているってことです。
ただ、この中国で衣類などにお金をかけるのが馬鹿馬鹿しいという感覚のおかげで無駄遣いを避けることができているのも事実です。
それで、この感覚をキープして、シンプルライフを心がけたいと思っています。そして、食べることや飲むことにお金を躊躇なく使うスタイルで暮らしていこうと思います。
そのほうが、思い出が残るでしょう?
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!