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日本へ帰るならアレを買ってきてと頼む中国人と日本人のお話

妻は3か月に1回、わたしは年に1-2回、日本へ帰ります。

そして、ごく親しい友人や上司以外に自分の帰国予定について話しません。それは、面倒くさい頼まれ事をされるのが嫌だからです。

もちろん親しい友人に買い物を頼まれるのは嫌じゃありません。むしろ喜んで協力したいと思っています。

でも、そこまでの関係ではないのに、面倒な買い物を頼んでくる人がいると困ります。

また、依頼されたモノに振り回されり悩まされることもあります。

例えば、わたしはガジェット系には強いですが、それ以外のお買い物はまったくダメです。

そんな私にストッキングを買ってきてほしいとか無茶振りされると参ります。

そもそもストッキングってなんやねん状態ですし、どこで売っているかも定かではありません。そもそもストッキングのお店に入るのも恥ずかしいです。

もちろんストッキングは例に過ぎません。

ただ、こういう微妙な製品を、仕事帰りに卵買ってきてってノリで頼まれると困ったなと思います。

中には、通販サイトで製品を手配するので運ぶのだけ頼む人もいます。この場合は、重量にもよりますが受けています。

そして、こういう依頼をしてくるのは中国人だけではありません。日本人も同じく依頼します。

もちろん、わたしも依頼したことがあります。

でも、相手が親しい友人であることが条件であり、ただ日本へ帰ると聞いたからという理由ではお願いできません。

この感覚が、人によって違うので面倒に感じるのだと思います。

さて、人にモノを頼むという感覚ですが、日中に差があるように思います。

中国人の場合も日本人の場合も、ズケズケと人の都合を考えずに依頼する人がいます。

ただ、考え方に違いがあります。

中国人の場合、お願いして受けてもらえたらラッキーと思っている節があります。

つまり、駄目で元々の精神で依頼します。

ですから「無理だね〜」と言っても「だよね〜」って感じでやり取りが終わります。

しかし、日本人の場合は違います。

お願いしたのだから受けてもらえると信じているように感じます。

それで「無理だね〜」と言うと「どうして〜」とか「そんなに大変じゃないでしょ」と粘ってきます。

大変じゃないかはわたしが決めることですし、お断りの理由について聞いてくるなんておかしな話です。

むしろ、どうしてわたしがあなたの願い事を聞いてあげないといけないのか教えていただきたいです。

とはいえ、わたしも友人に何度か薬とか、ガジェットの中国へ持ってきてもらったことがあり、大変助かりました。

それで、そういうお願い事がお互いにできる関係を増やしたいと思っていますし、できるなら相手の要望に応えたいと思います。

でも、お断りすることもありますので、その時は「もっと仲良くなろう」と前向きに捉えていただければと思います。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜

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くまてつさん@中国|日本語教師
ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは日本語教材や資料の購入にあてます。本当にありがとうございます。