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タクシー運転手の質問から考える:韓国人?日本人?それとも…

タクシーの運転手に「韓国人?それとも日本人?」と聞かれて「日本人ですよ〜」と答えると「そうか〜」なんて言われました。

そこで、ふと最近「韓国人?それとも日本人?」と聞かれることが増えたなと気づきました。

以前は、日本人かと聞かれることがほぼなく「韓国人?」とだけ質問されてたからです。

中国人友人によると、日本人か韓国人か悩んだときには「韓国人か?」と聞くライフハックがあるそうです。

日本人は韓国人かと聞かれてもキレないそうですが、韓国人はそうでもないってことらしいです。確かに自分は韓国人と聞かれても別に何とも思わないですね〜

それはさておき、どうして最近日本人かと聞く人が増えたのでしょう。

最近、韓国人と中国語で話してないので、わたしの中国語から韓国訛りが抜けて元の日本人っぽい発音に戻ったことも考えられます。

またもしかすると韓国人に日本人かと聞いてもトラブルにならなくなり前述のライフハックは時代遅れになったのかもしれません。

理由はどうでもいいのですが、ここからが本題です。

では「日本人です」と答えてどうなるのかという点です。

ほぼ毎日のようにタクシーを利用して、おしゃべりしているわたしですが日本人であることが原因でトラブルになったことはありません。

10年以上前に広州でいちど議論をふっかけられたことがありますが、それ以外では嫌な思いをしたことはありません。

それで、日本人であると言っても概ね問題ないでしょう。

ただ、これはわたしが中国語を話せるからかもしれません。タクシーの車内で、妻と日本語で会話することもありますが、差し支えない内容なら中国語で話します。

運転手さんも人ですので、意味の分からないことを話していると不安になるかもしれませんし、神経を逆なですることも不要だからです。

また、これはわたしの活動テリトリーが深圳であることも影響していると思います。

深圳市で暮らすほぼすべての人が外部から来た人で、外国人・香港人・台湾人などもおり異文化になれています。

でも、深圳で大丈夫だったからと言って、他の場所でも日本人であることをオープンにしても良いってことではないです。

中国人が良く言うように看情况(様子を見る)というか、空気を読む技術は必要だと思います。

自分の身は自分で守るしかないですしね。

ただ、できることなら自分の国籍とか背景をオープンにしても、安全安心に暮らせる環境で過ごしたいです。

でも、最近の報道を見ていると、他者への不寛容がどこの国でも明確になっているように思います。

そして、中国では間違いなくアウトサイダーであるわたし。

加えて人生の約10年を中国で過ごしたので、日本でもアウトサイダーになってしまったであろうわたしは、今後どのように過ごしたら良いのでしょう。

そんなことを考えていました。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!

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