中国人は本当に消費を抑えているのか?と思った話
中国人が消費を抑えるようになったという記事を読みました。
わたしの身の回りで消費を抑えてるのは、僕くらいなもので中国人たちは相変わらず楽しそうに暮らしています。
ちなみに、IT企業でのグループレッスンで「国慶節の休みに何をしましたか」と聞いてみると、ロシア・東京・埼玉・インドネシア・・・といろいろなところに旅行に行ってました。
東京へ行った学習者さんは、大洗町の花火に行ったと写真を見せてくれました。浴衣を着て花火を眺めてる様子を見て、そういえば浴衣で花火って体験したことないなって思いました。
もちろん、旅行に行かなかった人もいます。
でも、彼らも買い物に行ったり、家族と食事したりと楽しい時間を過ごしたようです。
ちょうど「いくらですか」を練習する予定だったので、何を買いましたか?いくらでしたか?と聞いてみました。
すると、あるIT企業勤務の男性は「Tシャツを3枚買いました。1枚680元でした」と言います。
それで、680元ですか、それとも680円ですかと聞くと、人民元だと言います。
680元、つまり13600円のTシャツを色違いで3枚買える購買能力はさすがと思いました。
ちなみに、先生は何をしましたか?と聞かれたので「掃除してました」と言うと「先生はいつも掃除していますね」と冷静な突っ込みをいただきました。
さらに、先生のTシャツはいくらですかと聞かれたので、48元ですというと「日本人はシンプルなものが好きですね」と言われたので「僕は日本人を代表していませんよ」とだけ説明しておきました。
そんなわけで、中国人が消費を抑えているというのは誰のことを言ってるのかなと思います。
ただ、消費傾向は変化しているように思います。
日本へ行った人に、何を買いましたかと聞くと「中国でも同じものが買えるので、日本で買うモノはさほどない」と言います。
それでも、薬や健康補助食品は日本のが良いと思うと言います。また、別の方は日本酒とシガー(葉巻)を買ったといいます。
酒やタバコなどの嗜好品は、中国でも買えますが日本で買えば半額以下になるそうです。
そんなわけで、炊飯器とか便座などを日本で爆買いするようなことはもうなさそうです。
安くてかさばるモノを大量に買う中国人観光客が減った結果、日本人の視点から見ると、中国人はお金を使わなくなったような気がするのかもしれません。
さて、旅行に行った人に「また行きたいですか」と聞くと、ほとんどの人が次回は春節の休みに海外旅行に行くと言います。
つまり、まだまだお金を使うことに意欲的ってことです。
もちろん、彼らはハードワークの代償として高収入を得ています。それで、彼らも中国人全体を代表してはいません。
海外旅行どころか、国内旅行もしたことがない人たちも大勢います。そういう人たちの消費傾向は以前から変化はないように思います。
さて、今後はどうなっていくのでしょう。
特に大きな変化はないように思います。
日本でも失われた30年とか言ってます。でもほとんどの人は普通に暮らしています。
わたしの両親はすでに引退してますが、彼らの暮らしを見ていると同居していたころとなんら変わらないように見えます。
それと同じく、中国人の暮らしも大きな枠でみると変化ないのかなと思ったりします。知らんけど・・・
さてさて今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
今日は完全なフリー!今から自転車のタイヤに空気を入れて、空を眺めてみようと思います。
また明日〜