中国が韓国を含む9カ国の短期ビザを免除したけど日本には相互主義を理由に拒否されてる件
期間限定ではありますが、中国が韓国を含む9カ国に対して短期ビザの免除を行いました。しかし、その中に日本は含まれていません。
かつては、日本は先進国の中でも数少ないビザ免除国の一つでしたが、現在もビザが解除されないことには、何らかの背景や意図があるのかもしれません。
とはいえ、中国にビザなしで入れるからといって、気軽に旅行へ行く人が増えるかは分かりませんし、ビザ解禁を朗報と捉える人が多いとも言い切れないでしょう。
そのため、今回の短期ビザ解禁が日本人に大きな影響を与える可能性は低いように感じます。
さて、中国が日本に対するビザ免除の特権を再開しない理由は何なのでしょうか?
日本側が中国人に対してビザ免除を行えば、中国も同じ対応をするという姿勢のようです。これは「相互主義」と呼ばれる考え方です。
しかし、中国がビザ免除している他国の多くでは、逆に中国人に対してビザなしでの入国が認められていないケースが見られます。
つまり、中国が日本に求める「相互主義」は、建前の可能性があり、また中国側が日本に対して自国の立場を明確に示しているのかもしれません。
近年、日中間の感情的な対立が報道されることも増えている中で、このような状況下で規制緩和が進む可能性は低いと言えるでしょう。
とはいえ、もしここで双方が15日間のビザ免除を導入するとどうなるのでしょうか?
たとえば、日本に訪れる中国人観光客が増え、国内消費が促進されることも期待できるかもしれません。
実際、わたしも日本へ帰国すると物価が安く感じるため、つい浪費してしまうこともあります。
日本には手ごろな価格で魅力的な商品が多く、消費意欲を引きつける要素がそろっていると言えそうです。
一方で、日本人が中国に訪れるケースが増えるかについては、現時点ではあまり見込めないかもしれません。
むしろ、現在の状況から見ると、中国に住んでいる日本人の中には日本に戻ることを検討する人も増えているのではないでしょうか。
結局のところ、相互主義に基づいた短期ビザ免除の実現は難しいように見受けられますし、もし免除されたとしても、双方にとってのメリットは限られるため、現実的ではないかもしれません。
ちなみに、私自身は就労ビザを持っているので、今回の話題はあまり影響がないのですが…。
さて、どうなることやらです・・・
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